魂の舞踏家大野一雄

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金曜日午後１１時からＮＨＫ教育テレビで大野先生の追悼番組が放送された。朝聞きなれない声で電話があって誰だろうと思ったら、大野先生のご二男慶人さんから「今晩父の追悼番組があるので観てください」と。４３歳で単独であみ出した舞踏という分野で世間に認められるようになったそうだ。天使と神様の間にいるモダンダンス、戦争にも行き、北海道で生まれた大野先生は体育大学を卒業されて、我が母校捜真女学校の体育の先生をされていました。土方たくみさんの協力を得て、カズオ・オーノとして１年のうち１２０日海外で活躍されていたそうです。７４歳で賞をとりアルヘンチーナ、舞姫を踊ってその後８１歳で「私のおかぁさん」最後の舞台は１００歳を越えていましたが、私が拝見した舞台「百花繚乱」でした。花は美しい、本人そのものが花になった、と恩師大野先生の追悼番組を拝見し涙しました。