私の舞踊の恩師、大野一雄先生が6月1日103歳と7か月の天寿を全うされた。馬車道のBANK ART1929で行われた送る会に出席し、生前の恩師に心からお礼を申し上げた。それにしても暑い最中、何百人がいらしたか。カーネーションの献花を手向ける人がひきも切らない。ブラヴオーと献杯その後息子さんお二人の舞踏と歌、こんなに立派に送ってもらった先生はさぞお喜びだったことだろう。二男の慶人さんは存じ上げていたが、長男の幸人さんの歌を初めて聴いて、その時は感動で涙が頬を伝わった。ご長男は芸大の声楽科を卒業されたが、旅行会社に行き、専門の音楽家としては活躍していらっしゃらなかったらしいが、お父様を送る歌を歌われたのは何とも言えない優しさを感じた。それにしても大野先生のファンは時代を越えてあらゆるジャンルの人たち、業界人も多数いらしていたようだ。テレビの撮影も入り捜真女学院の卒業生も大勢追悼の祈りをしました。初めに元捜真教会の牧師天野功先生の司式で追悼礼拝がありました。たぶん大野先生がクリスチャンだったことはあまり知られていなかったのでは?
讃美歌 529番
ああうれしわが身も 主のものとなりけり
うき世だにさながら、あまつ世のここちす
うたわでやあるべき、すくわれし身のさち
たたえでやあるべき、みすくいのかしこさ
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