豪研会の講演会に誘われて伺った今日のお話は今話題になっているメンタルヘルス対策の第一人者でいらっしゃる東邦大学医学部統合生理学の有田先生でした。今の時代セロトニン欠乏の人が多い、どうやったら脳からストレスを消すか、というお話、すごく面白かった。体を動かし、太陽を浴びる生活を取り戻さなくては健康な脳にならない。セロトニン神経が弱るとうつ病、自殺、パニック障害、過食、拒食、慢性疲労など、切れる、自閉症なんてこのセロトニンが弱った現象らしい。現代はパソコンに向かうことが多い生活、これが原因になるとも・・・それを解決するには意識的に運動をすること、正しい呼吸法など実践を交えて分かりやすいお話でした。眠れない、なんていうのも昼間の運動が足りない、太陽をあびないからだそうだ。昔は太陽とともに起き、外で働き暗くなると寝ていたのに、今では夜昼逆な生活をして脳を混乱させているのが原因だそうです。まったくその原理はよくわかります。穏やかな話し方でなるほど、なるほどと納得してしまいました。
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