誰でも口ずさめる「ドミニク・ニクニク」がどうして出来たか、名曲ではありますが、この歌にドラマがあるなんてしりませんでした。先日週刊新潮の映画のページにひそやかに地味に映画評が載っていた。興味があったので、時間があるとき行こうと調べてあった。ベルギー生まれのジャニーヌが親の反対を押し切ってドミニコ教会の修道女になるところから話しが始まります。今でいうシンガー・ソングライターというところです。1961年に全世界で大ヒットし300万枚を売り上げてプレスリーを抜く勢いだったそうだ。宗教というのはどの宗教もお布施、献金、教会に入るお金は個人のものではないという理不尽な解釈で、彼女は売れたのに自由にならず、その後還俗、アメリカをはじめカナダなどで活躍していたが、カトリックの総本山」ににらまれて、その名声も失う。85年に衝撃的な死をとげるが、どんなに辛くても自由に生きることを願って歌っていた。ドミニクを歌うたびに彼女の人生を思い出すだろう。頭に残ったドミニク・ニクニクがまだ渦巻いている。
最近のコメント