最近のニュースで”大相撲”が話題になっています。私は好きじゃないから自分からは決して相撲を観ないのですが、どういうわけか母が最近好きらしく、私たち姉妹がお風呂屋さんから帰ってくるころ熱心に見入っている。母と話すのですが、テレビで見ると土俵際の観客がどうもお品がない、それだけじゃなく怖そうな人ばかりなのかしら?と話したばかりでした。今回のニュースを観るにつけ、「やはりね」とうなずいてしまいました。そういうからくりがあったのですね。何を隠そう、私はまだ千代の富士が大関のころ、彼のファンクラブに入っていて、その頃のツーショット写真もあります。今は亡くなってしまいましたが、知人のお医者さまがいわゆる”タニマチ”で、それは派手に接待をしていました。私もその接待に与かり、ちゃっかり升席などに招待されていました。あの世界は一般人は近寄れません。お金がいくらあっても”ここまで”という歯止めは利かない世界だとその時思いました。先生が相撲取りとその子分を連れて銀座へ繰り出した時など、何本ドンペリが抜かれたことか。ああいうおだいじん遊びをする人は今ではいないでしょうが、そんな遊びがあったことを今回の事件で思い出しました。その後千代の富士さんは相撲史に残るほどの成績で横綱をながいこと勤めて、優勝するたびにホテルでのお祝いに駆けつけました。そういえば千代の富士さんの結婚式にもおよばれしました。今の相撲は日本人を捜すのが難しほど、それにしても外国のお相撲さんの日本語は大変流暢で関心してしまいます。
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