明日は母の日、一日早いが築地でとびっきり上等のマグロを買って白楽へ。わかめのすまし汁を削り節をたくさん使って丁寧に出しを取った。母に「さすがに削り節も築地のだから良いお味が出たわ」と母に味見をしてもらいました。「あら、ほんとうに美味しいお昆布の味がするわ」???私は削り節だけで取った出汁だったのに昆布の味とはこれいかに?でもしょうがないか、92歳ですものね。いつまで赤いカーネーションがつけられるか。上の写真は今回NYのアンティーク屋さんで1960年代のピンクのカーネーションのブローチを見つけました。とても気に入ったので「お幾らですか?」「25ドルよ、でもあなたかが気に入ったのなら15ドルでいいわよ」私はもう一声「10ドルなら買うわ」「いいわよ、母の日が近いからね」と。FITの先生をしていた芸術家だと言っていました。アンティークが好きで仕方がないという感じのおばさんでした。帰国して私が大好きなスーツに付けたらぴったり、あの場面がおもいだされます。アンティークの買い方は初めから何か買おうと思って行ったら失敗します。もし何か見つけたら一度値段交渉して立ち去る、それからまたふらりと戻ってやおら、値段を聞く、まだ買うと言わない、ブローチを胸に当てたり、元に戻したり、そういう姿を売る側はしっかり見ている。それから値段のシールを見る。まず半額の値段を言ってみる。それから自分が買おうと思う値段まで静かに見守る。最後に彼女が言った値段から例え5ドルでも言ってみる。25ドルの’60年代のブローチを10ドルで商談成立。この工程が楽しいのです。
バラの写真は14丁目のユニオンスクエィアの青空市です。年々華やかになりますが、以前のように住んでいるわけではないので、フルーツもパンも蜂蜜も買うことができませんでしたが、雰囲気だけ楽しんできました。
最近のコメント