今回の「釣りバカ日誌ファイナル」を楽しみにしていたが、何だか予告編をみているような物足りなさを感じた。三国連太郎さんも年をとったなぁ、物語中北海道へ旅行した後倒れるという設定だが、本当に倒れて意識が回復しないのでは?と不安になってしまう感じ。最後は鈴木建設の会長職を引退するセレモニーで終るが、観ている方が不安になる。ハマちゃんを怒鳴っていた課長の谷啓さんも最後に数分出てくるが、その衰え方にドキドキしてしまった。今回がファイナルというのも肯ける。私が店をしている時、松竹が近所で「釣りバカ」の舞台挨拶などに招いて下さっているころはまだ皆さんお若かった。それだけお互いに年を取ったということですね。この映画はテレビドラマのような作りで、60分、しかも年齢に関わりなく1000円でした。この映画に1700円は取れないでしょう。前回観た「沈まぬ太陽」が重量感万点だったので、映画館で観るには物足りなさと肩透かしをくらったようでした。
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