「戦場でワルツを」
アニメーション映画を観ることなんて初めて。この映画はアカデミー賞外国映画賞を「おくりびと」の対抗馬として有名になったいわくつきの作品だ。複雑な政情状況を背景にした異色作。ドキュメンタリー形式の構成で、イスラエル軍の兵士としてレバノン戦争に動員されたが、アニメーションでしか作ることができなかっただろうというほど、無残で残酷だった。劇中、もっとも印象的な場面に流れる曲はショパンのワルツで、忌まわしいくも美しい。終盤に数分実写が出るが、普段私が観に行く映画とは確実に違っていたが、戦争の悲惨さと今でもパレスチナとイスラエル、永遠に解決しない重いテーマだった。
写真のシャボテンは毎年今頃咲き誇る。普段はただのグリーンだが、水さえ忘れているが、今年で4年目、健気に忘れず咲き始める・・・あわててハイポネックスを入れた水をかけてしまうが、構わない方が良い花かも。
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