喪中のはがきを考える
というタイトルで週刊新潮のコラム、渡辺淳一さんが書いている。私も彼の意見に賛成だから、そうだ、そうだと頷いて読んでいた。このところ黒かグレイで縁取られた喪中葉書がと届くことが多い。喪中葉書を出すということはその血縁関係者が亡くなったことを伝え、当人が喪に服していることを知らせるという趣旨だ。喪に服すとは近しい人が亡くなり一定期
間、その死を悼み、身を慎むことですね。そこで喪の期間だが、一般的に49日と記されている。古くから語り継がれている喪の時期は、門戸を閉じ、酒肉を断ち、弔せず、賀せず、嫁取りをせず、音曲をなさず、財をわかたず・・・などと記されているそうだ。今年の春は夏に亡くなった人まで喪に服すというのは変です。その上義理の中でも葉書をいただいたが、そんな縁まで辿っていたら毎年年賀葉書が出せないです。年賀葉書も虚礼廃止の風潮があった時代もないことはありませんが、民営化?!された郵便局もこの寒空に外にまで出て年賀はがきを売っています。私なら渡辺淳一さんが言うように「あけましておめでとうございます。昨年母がなくなりましたが、それにめげず、本年も明るく頑張りますのでよろしく」という文面でいきたいとおもいます。まだ母は元気でがんばっていますから来年の年賀状は通年通りになるとおもいますが。お年玉付きの明るい葉書で一年を明るくむかえましょう。私はお年玉つきの年賀状、切手シートの部分しかみませんが、当たった方にはからなずお便りをだすことにしています。ご縁を感じますから。
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