古い文庫本だが、先日東京駅の古本屋で見つけて読んだ”余白の愛”何と耳鳴りが取り持つ淡い恋物語。女性が耳鳴りで治療していて、その体験取材で出会った速記者との想いを淡々と書いてある。耳鳴りが本の題材になるなんて、耳鳴りに悩んでいる私にはこんなことも有るのかと。速記者の指が素敵でその指に惚れた女性という設定。そう、私も男性はまず指が素敵な人がいいなぁ、これは昔からでした。顔より声と指です。母は昔から男性は声よ、どんなに見てくれが良くっても声が良くなくってはゲメカンよ・・・と申しておりました。ちなみに母が好きだった俳優兼声優の細川俊之さんでした。そういえが彼は顔より声が印象的でしたよね。親にない血は子に流れていない、私も顔より指一番、雰囲気二番です。速記者なんて側にいませんから、この小説を頭で具体化できずにいます。その後読み始めたのは「虚無のオペラ」小池真理子著です。この本は年下のピアニストの話でやはり年上の女性が彼の指に惚れる話で、指が小説の題材になっている、偶然でした。白楽まで往復2時間、電車の中で面白い小説を読んでいると苦になりません。
今日は日比谷線中目黒駅で東横線と日比谷線が9年前に大事故を起こしたメモリアル・デイだそうだ。あの事故は人事ではない、頻繁に使用するこの電車、あのぶつかった場所は事故後線路の幅が少し広がったが、事故前は不気味な軋み「ギー、ギー」と不自然な音がして無理にカーブしていた。事故があったと報道された時、私は”やはり私の胸騒ぎは当たった”と思った。今日、白楽からの帰りに事故現場を通過したが、花がたくさん手向けてあった。私も祈りながら通過しました。
本を、一冊でも多く読む事は
自分の経験以外の事が多く
勉強になります。情操的にも
良いと思います。
最近、私は、オバマ大統領関係の
本が多く、1年後の世界経済など
読みますと、通貨の問題や金の問題
今までの常識を、くつがえす社会が
待っていると書かれていますが、とても
面白いです。
世界が変貌するなか日本は、現在
政界議員の問題が続出報道されて
いますが、日本は強い力を持って
いると思いますが、総理含めて
議員は、感心しません。必ず若手の
白馬に乗った王子様が出現かなーと
内心思って居ります。
それでも、私は、日本という国に
生まれて幸せだと思います。
投稿情報: YZ | 2009年3 月 9日 (月) 00:01