彼が画家になってからの活躍しか知らなかったが、物まねから芸能界入りし、32歳のときプロボクシングのテストを受けてボクサーになったとか。大林宣彦監督に見出され映画にも出演、その後椿が落ちるところを観ているうちに書いてみたいと画家も志すようになったそうだ。40代の時だ。椿は何となくポエジーを描き立てる花、シンプルな花弁と一番良い時にぽとりと落ちる。彼の絵は銀座の道場六三郎さんの店に素晴らしいお魚の絵が掛かっていて、良い構図だなぁといつも見とれている。彼の以前の活躍は余り知らなかったが、この頃の彼の顔は引き締まってとても良い顔をしている。多分余り大きな人ではないし、別にハンサムでもないけど、良い役者だなぁと感じる。彼の言葉で修行中の師匠に言われたこと「修行中でもひいき筋がご馳走してくれる時は、けっして高いものをたのんじゃいけないよ、お蕎麦だったら、もり、かけ、喫茶店だったらコーヒー、紅茶だ」と。そのために修行に出されたその日に師匠が「大きなえび天が3匹入った天丼をご馳走してくれた」そうで、これを最後に一人前になるまで決して贅沢をしちゃいけないよ、と諭したとか。これは片岡鶴太郎さんが思い出として語っていたが、含蓄のある言葉だと思った。
本当に偉いのですねー
絵は個展を見に行った訳では
ないのですが、以前、TVで何点か
写しだされていたのを見て
とても枯れた良い絵を
書かれるのだろう?と思いました。
俳優さんと言っても、かなり個性的な
役柄をされますよね。
2足でも3足でも、能力のある方は
挑戦をすべし・・・ですね。
投稿情報: YZ | 2008年7 月13日 (日) 05:05