365日安心価格で温泉三昧をうたっている熱海の「うたゆの宿」へ行ってきた。この宿はカラオケの第一興商が経営している価格破壊の宿だ。国民宿舎だったそうだが、それを買い取ってすっかりリニューアルしてあった。温泉も掛け流し、湯量も豊富でちーとばかり温泉にうるさい私も満足。夕食も一品づつ出してくれるコース・メニュー、カラオケはさすが第一興商ご自慢の最新型大画面、珍しくど演歌を唄ってしまいました。一緒に行ったつくばの彩花さんに「へぇーー、大前さん演歌歌うんだぁ」と驚かれた。そう、大昔覚えた「氷雨」をうなりました。彩花さんはカラオケはプロ、何と言っても彼女はNY時代カラオケ大会で優勝したツワモノですから。美空ひばりの車屋を唄ってテレビにも出演、今じゃ腕も上がりYOSHIKIの歌を披露してくれました。二人で「また会う日まで」を大合唱してカラオケルームチエックは終わり。このうたゆの宿の売りは桜材フロアーの本格的なダンス・ホールがあります。何と数十組のダンス愛好家が踊っているではありませんか。それも本格的、タンゴ、ワルツ、ブルース、チャチャチャ、ルンバetc.私達二人は所在なげにカメラを構えていたら、プロの男性ダンサーが「一曲いかがですか」と誘ってくださった。プロのダンサーはさすがに姿勢が良い、昔を思い出して一曲気持ちよく踊った!?ここはみなさんちゃんとダンス・シューズを持ち込んでいました。宿の浴衣にスリッパなんて言う人はマナー違反。朝ごはんも丁寧な作りで鯵の開きも熱々を出していただきました。これで9800円は・・・超お勧めの宿です。
うたゆの宿・・・夜の帳がおりて、彩花さんと部屋のベランダで景色を見ていたとき、彼女が「まるでニースの夜景みたい!!」と。私はモナコもニースもしりませんので「あっ、そう行ったことないから」それにしても少しオーバーじゃありませんか。熱海でニースの想いが出来る「うたゆの宿」気持ちが大事です。
それししても彩花さんはめったに新幹線に乗らないからと大はしゃぎ。熱海まで「こだま」でしか行かれないが、これが1時間に一本の代物。「のぞみ」優先の運行、小田原、熱海、三島なんていうところは大変ですね。熱海くらいまでは在来線でも良いかな。帰りの新幹線自由席に座ったら、私達の数席後ろで泣き声が。自由席だから移動すればよかったのだが、その泣き声が子供ではなく大人の女性だったのにびっくり。大声で泣いているのですよ、それも何か書きながら、携帯電話を握り締め、私も野次馬根性丸出しで何度も振り返ったが、40歳くらいの眼鏡を掛けた女性が・・・おいおいと泣いていました。周りの人が「我慢できない」と席を立ち隣の車両に移っていったが、それ以外の人はじろじろ。失恋したのか、はたまた親が死んだのか、不思議な光景でした。東京駅まで一緒でしたが、どんな顔で降りるのだろう、と思っていたら、普通の顔してホームを歩き、私達の数人前のエスカレーターへ乗っていた。あんなに車両にいる時泣き喚いていた人が”普通の人”になって人混みに紛れてしまいました。今、世の中何をする人が紛れているか分からない時代、今日は本当に驚きました。
湯けむり熱海のお話(*^_^*)
カラオケ・ダンスと楽しそうな旅の
充実感!開放感!一杯が伝わります。
価格じゃない、この充実感を感じる心を
持つ余裕が大切なのですよね。
旅は心の許せる友だちが一番。
これも重要な要素と思うのですが。
うたゆの宿・・・
歌と湯の語呂合わせですか?
ニース?モナコ?みたい?熱海が?
わたしも一度も行っていませんから
それほど似ているのなら行こうかなー
夜のとばりは、景色を変えますから。
夜、車を運転していると町は一斉に
明かりで景色が変わります。
そのため始終走る場所の道を間違える
ことがあります。
日本のニース!モナコ!で熱海も景気づけを。
投稿情報: やす子 | 2008年6 月17日 (火) 03:52