今日注目の判決が下された。山口県光市の本村洋さんが判決後会見をしているのをみていて、何とも不思議なのが今日死刑判決が出た”元少年”という言い方だ。今は27歳になっているこの男に対してマスコミは何処も”元少年”という名詞で呼ばれている。本村洋さんの9年は誰もが同情し、彼の毅然とした態度に感動する。今日も背筋をまっすぐ伸ばし「被告がどう思ったか分からないが、罪を悔い改めてほしい」とコメントした。過去の判例に捉われず、今の世の中の犯罪を増長させない世の中になってほしい、と。あれから9年、事件後優先傍聴人として裁判を傍聴が認められるようになて、司法に対して感謝していた。これから始まる裁判員制度に生かされることを望むが、元少年は18歳と1ヶ月だったことが問題になっているが、今日この頃の犯罪の低年齢化に警鐘を鳴らしたことは確かだ。よく分からなかった21人の被告の弁護団はどうして現実を捻じ曲げるのか。控訴しないことを願いう。アメリカの弁護士は今日の21人の弁護士に似ていると思う。白を黒と言い負かす彼らの手法は何でも有りの言葉の羅列に過ぎないことを肝に銘じるべき。裁判員制度が果たして日本に根付くにはまだまだ成熟していない国のように感じるのだが。
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