横浜の丘にある母校捜真女学校の同窓会が行われた。この会に出席したのは卒業以来か。同期会は度々行っていたが、同窓会はいつも連休の初め、29日と決まっている。創立122周年だと今日校長の話で知った。宣教師ミス・カンヴァース先生が創立したバプテスト派の学校だ。今日も礼拝から始まった。今年3月の卒業した人たちと卒業して50年の先輩がお客様として招かれていた。卒50年の人たちは私達の二年先輩、この学年はきれいな人達が多いことで注目されていた。今日会って「まぁ50年経ったのだから仕方がないか?」と思うほどあの頃の面影がなくなっていて驚いた。目立つきれいな方、確か週刊朝日の表紙になった人も変われば変わるものだ。女は太ったらいけないのだね、人のことは言えないが、彼女の変わり様。そりゃ高校3年生ですからきれいで当たり前ですよね。 今日は昭和の日というらしい。昔は天皇誕生日でした。私はまだ「平成」という年号に馴染んでいません。平成から20年経っているのに昭和から抜け出していないような古い人間です。いきなり昭和の日なんてカレンダーに書いてありますが、この言い方好きになれません。 捜真の校舎はすっかり新しくなって昔の面影はありませんが、藤棚は昔のまま。藤の花にあわせて同窓会が開かれるのだと伺いました。この藤棚は女学生の時のほのかな思い出がありましたが、年月は容赦なく押し寄せてきます。122年の歴史は諸先輩たちの努力ですね。古くは歌手の渡辺はまこさんもご卒業され、その後音楽の先生をしていらっしたが、歌謡曲を歌って”首”になったという逸話が残っています。この学校は歌を歌うのなら「讃美歌」を歌いなさい、という教育でした。礼拝をサボったら、後の授業の出してもらえませんでした。ただ、私のような校則破りは親が呼び出されること度々でした。卒業してしまったらどうということありません。
左の写真はミス・カンバァース先生。真ん中は左から同窓会副会長、捜真の校長飯島節子さん、私の隣は同窓会長川田敦子さん(彼女は私が中学1年の時英語の家庭教師だったそうだ、すっかり忘れていたけど)右の写真は同期の仲間藤棚を背に。
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