40センチほど積雪の蓼科から帰ってきたばかりなので、東京の雪は”なぁんだ、こんなものか”と思っていた。昨日メールを開けたら、娘が八丁堀に帰ってくると知らせてきたので、松屋へ食料を買いに出かけた。この大雪なのでデパートは空いているかと思ったら、何の、何の大変な人だった。私は食料品の既製品が大嫌いなので、今騒がれている「冷凍ぎょうざ」については、自分に関係ないと思っている。さすがにこの年になったので、餃子の皮から作ることはないが、それでもあんな冷凍食品を買う神経が分からない。昔は母親が料理をするもの、夕方は「このお家は焼き魚だなぁ」とか「あ、すき焼きの匂いだ」なんて各家庭が垣間見えたが、今では何を食べているのか。それにしても変ないやな世の中になったものだ。そういえば、先ほど銀座から地下鉄に乗ろうとホームにいたら、50歳ほどの”おじさん”が歯を磨いていた。なんでもアリの時代ですが、普通の人になるのが難しい時代なのですね。何故、ホームで歯磨きなのか、誰に見られても平気な人らしい。
今日の「題名のない音楽会」”千の風になって”特集だった。ピアノ、大ヒットした秋川雅史のソロ、ギターなど同じ曲をそれぞれ特徴を出して演奏していたが、この楽曲を訳した新井満さんの詩の朗読と歌に感動。彼は電通に勤務していた時何回かお会いしたことがあったが、才能がある方なのですね。素晴らしく心に響きました。秋川さんはご自分の声に酔って歌っている感じ、余り好きではないので、この曲が新井満さんによって生まれ変わった気がしました。
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