左の写真は銀座三越裏、洋食のみかわやさんのカキフライです。先日来カキフライが食べたいと思っていたが、果たしてまともなカキフライは何処で食べれるだろう、と考えていた。ところが、昨日チーチャンが上京してきたので「少し古風だけど、みかわやに行ってみましょう」ということになり、ランチタイムだったが、ここは基本に忠実。これぞ洋食だという手を抜かない洋食が食べられる。カキフライに白いご飯、丁寧なお漬物、満足。昔母が作ってくれたと同じようなガロニ(付け合せ)レタス、アスパラガスの缶ずめ、トマト二切れ、丁寧に作ったポテトサラダが一つのお皿にのっている。郷愁を覚える、脳裏に昔家族で食べた夕食を思い出した。右の料理は京都の菊の井のもの。ここも基本に忠実大変気を使ったすばらしい料理だ。昨今、老舗の料理屋が問題を起こしているが、心に通じる料理は産地云々より、いかに心地よく、料金、サービスが完璧か。このサービスは予約の電話をした時から始まっている。産地なんでどうでも良いのじゃ。産地を客に知らせるのが、最近の流行ではあるが、その前に美味しくなくっては。みかわやさんのカキフライ、普段マヨネーズなど使いたくないが、ここのタルタルソースは思わずたくさんかけてしまう。レモンではなくすだちを出すところも心憎い。老舗というのは心弾む、また来たい、と思わせることではないでしょうか。 みかわやのウエイターは昔から変わらない。彼らの安定したサービスが客を和ませいるのでしょう。客の大半は奥様方の昼忘年会のようでした。 ビールを取って、オードブルと・・・ご主人方はコンビニのお弁当だったりして。たまにはいいでしょうけど。
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