今日は雨も降っているし、ワイドショウは電波芸者のコメントも聞き飽きた。そんな時うってつけなのが国会中継。今日は参議院防衛委員会の集中審議?とやら、質問する人と答える大臣たちだけがテレビに映るが、その周りにいる人たちの勝手な行動。隣の人と話している人、出て行く人、席に帰ってくる人、自分の原稿を書いている人、それぞれ。質問も自民党の人の時は大臣に向かってもヨイショして、質問より、業績を誉めまくる。例えば額田大臣に向かっては、「よくご自分のスケジュールまで公開して疑惑を晴らした」立派と言わんばかり。質問じゃなく自作自演ヨイショ、おべんちゃら。民主党はそれでも厳しく質問するが、今日質問していた議員(名前忘れた)は元会計士だったとか、防衛庁の4兆8千億の予算についての質問で、例えば戦闘機一機アメリカでは50億で買えるが、今回の調べで防衛庁は118億出しているそうだ。コブラ攻撃ヘリコプターはアメリカで買うと15億、同じものが日本に来ると48億だそうだ。大盤振る舞いしているのか、値ごろ感が分からないのか。山田洋行から買うとすべて3倍になるそうだ。これに対して石波防衛大臣はこの戦闘機は工業品ではなく戦闘機の”工芸品”を買っている、と答弁。馬鹿、ばか、バカ。防衛省は美術館か、もうええわ、あんたらには任せられまへん。水増し率3.17倍はあったりまえ。防衛省の人たちにこの商社機能を持たせたら、あと100人、1,000人が必要だそうだ。石波大臣って理屈を捏ねるのが上手いが、苦しい答弁。笑えます。そう、国会でよく目にするあの会議の椅子、テレビだと茶のビロード、素敵にみえるでしょう?私は上田清埼玉県知事がまだ衆議院議員だったころ、一度上田さんの案内で国会見学をしたことがあります。あの椅子にも座らせてもらいました。何だか油ぎっていて、古古な椅子でした。テレビで見たほうがよく見えます。あの椅子に座るために熾烈な選挙選を戦わなくてはいけないのはご苦労様。
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