この決定は「客」に対してですね。私はタバコを吸ったことがないので、禁煙は嬉しいが、飛行機、新幹線、カフェ、何処もかしこも禁煙だと金縛りの人たちが道路で歩きながら吸う。それも朝八丁堀駅辺りは、区から雇われた「歩きタバコ禁止」のたすきを掛けて見張っている。何でも罰金の切符を切られるらしい。払った人がいるとは聞かないので、注意程度か。タクシーの乗客を禁煙にしても、客待ちの運転手さんたちは車内でタバコを吸っているではないか。710円になってからは反抗してタクシーに乗っていないが、空車のタクシー乗り場で観察すると彼らは吸っている。この運転手さんたちの禁煙を徹底しなくては、車内が臭いので、私のように吸わない客が乗ると、降りたくなるほど不快だ。それにしてもニコチン中毒のタクシーの運転手さんが、禁煙を徹底されて、いらだって運転するのも恐い。銀座からの帰り、長距離のお客をせっかく乗せても、喫煙したいだろうなぁ。こうなったら終電で帰ろうと思う人が増えるのではないだろうか。禁煙という法律は努力義務で罰則はないらしい。客だけ禁煙させて、待ち時間に吸うのは臭いのじゃ。客はお金を払うのだが、運転手は営業中なんだから。
飛行機はもっと徹底している。トイレでタバコを吸うと2.000ドルの罰金と書いてある。アテンダントをしている娘の話によると、どうしても我慢できない客がお絞りを持ってアラームを塞ぎ吸う人がいるらしいが、たいてい次の客に通報される。確証が取れないと注意できないので、そこは難しいところだ。タバコが吸えないために最近10時間以上のフライトは行かないという徹底した人もいるようだ。
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