大前伶子のニューヨーク

長唄ゆかたざらい

大前の孫、リオンの長唄今藤長十朗ゆかたざらいが、有栖川　清水であった。もう3回ほど聴きにいっているが、本人より回りが心配で終わった途端疲れてしまう。リオンは昨年より上達していて、長いフレーズを謡えるようになっていた。私は孫がいないので、孫のように可愛いい。その後大前家全員で赤坂の維新号で中華料理、明日は敬老の日なので、母の健康を祝しての集まりだった。大前は今日ロシアから帰国したそうだが、今日のＢＢＴはロシアの話が聴かれるだろう。彼はこれから秋に向かって2冊の本が出版されるそうだが、あんなに忙しいのに何時書いていのだろう。

あとがき・・・

一昨日原稿が上がってきた「鈴木かつ子物語（題はまだきまっていない）」のあとがきを私が書くことになっている。今日はいつものように日比谷線と東横線を乗り継いで白楽に向かった。私はどういうわけか、電車の中が一番集中できる。膝の上にノートをおいて書き始めた、往復二時間、思いの外早いスピードで書き終わった。この本の題はスピード感のある、元気なタイトル例えば”I can do it,60歳なんて恐くない”なんてどうですか？と編集者に言っている。彼女の本に何度も出てくるフレーズだ。10月末に本になる、一度挫折しかかったので本当に嬉しい。

今日もミッキーの講演

何だか毎日お会いしているホテレス誌のミッキーこと村上さんの講演、ホテルのＩＴ関連、株式会社タップの20周年のパーティにお招きを頂いた。全国のホテル関係の方々がホテルオークラディズニーランドに集結。ゲストに石田純一さん、彼は女性関係で時々マスコミをにぎあわせているが、彼のトークはいやみのないダンディさ、あれじゃぁ女性にモテルわ。ホテレスのミッキーも私の友達の中ではポイント高いのだけど・・・・その後懇親会、さすがにホテル関係の方々が大半なのでホテル・オークラもお料理がんばったなぁ。参考になる素敵な宴会料理でした。セッチャンはご主人とウイーンから帰国中のお嬢さん、鮎川さんと5人、セッチャンのご主人が運転するロールス・ロイスで送っていただいた。さすが高級車はホテルの脇に止まっていて、何だか舞浜のディズニーランドではなくアナハイムのディズニーランドにいる感じでした。

　ところで日本の政局、あのいつもいやみたっぷりな福田さん、ちゃぁんと笑顔ができるじゃない。普段の無愛想は何処へやら。政界一私の周りにいて欲しくないタイプなんだけど・・・首相となると別なんでしょうか。どの人も元首相のお孫さんか、息子さんですねぇ。

久しぶり、夜の銀座

鮎川いずみさんと編集者3人で銀座でお食事をしていた。ホテレスの村上元編集長から電話があり、ジョインして5名で盛り上がった。その後村上さんの友達が待っているとの連絡、又二人ジョインして大賑わい。鮎川さんはお化粧品のお仕事をしておられることもあるが、元女優さんだけあってきれい。明日も村上さんの講演があるので楽しみ。（もう日付が変わって今日になってしまったが）11時45分日比谷線銀座駅から地下鉄を待っていた。何と目の前で中年の男女がディープ・キスをしている。私は目が点になっていたが、案外回りの人は知らん顔、あんな光景は日常茶飯事なんだろうか？私は夜余り出歩かないので驚いてしまった。ちょうどその時電車が入ってきて、ドアーが閉まるぎりぎりまでですよぉ。彼女はすまして私の前に立っていたけど、普通のおばさん、お化粧化もなく５５，６歳位のどちらかと言うと不細工、男性は8割白髪のこれも老年。反対側の電車に乗るらしかった。政局が混乱している時に・・・なんて老婆心ながら、関係ないか。世の中って中年以上が元気なんですねぇ。パリのメトロなら恰好いいのか、泥臭いというより恥ずかしかった。あんな姿ＮＹの地下鉄でも見たことない。

ほうらね、投げ出してしまった・・・

お店をしている時親しかった雑誌社の女性が化粧品のことで、私を取材しにいらした。彼女とは久しぶりだったので楽しく仕事をした。このところ、彼女の話だと、50歳プラス、マイナス10歳くらいを対象にした雑誌が目白押しだそうだ。私はプラス10歳より少し上だが、この頃よく取材される。終わってからテレビをつけたら、安倍首相辞意特集をしていた。それにしても所信表明演説は何だったんだろう。国民にお約束したのではないのでしょうか？試験の前に頭が痛いと休んでしまう子供と同じじゃぁないか、つまり登校拒否という手厳しいコメントをした人がいたが、すごいことですね。お坊ちゃま首相は国民のことを本当にお分かりにならないのでしょう。麻生さんが総理になったとしてもやはりおじい様が総理をされたお孫さんだから・・・もしなってもまた心配です。もうそろそろ親の地盤で選挙に出るのを禁止しなくてはいけないように思うのですが・・・・・

あれから6年

同時多発テロから6年の月日が過ぎた。いまではＮＹに滞在してもほとんど話題になることはなくなった。何千人が死亡したあのＷＴＣも新たな計画が着々と進行している。あの後キリスト教からイスラム教に改宗する人が３０％も増えているそうだ。良く分らないイスラム教だが、余り馴染みがないだけに不安が広がる。航空機の仕事をしている娘もコンチネンタルは”アラーの神に絨毯を広げて祈る”儀式を容認しているそうだが、可なり異様な光景だ。男尊女卑の精神も半端じゃないそうだし、料理の出し方、特に女性がラップを外しても不浄だと廃棄されるのですって。私はとりあえずキリスト教の家庭に生まれたが、親も強制しないし、宗教って自由ですからね。親戚の従姉妹たちも女性は全部ミッションスクールだったが、だからって教会生活している人は少ない。テロに走る宗教って良く分らない。

　今日、友人が横浜のアルテリーベというフレンチ・レストランに招待してくださった。天井の高いこのレストランはピアノ、バイオリン、ビオラと生演奏を売りにしているフレンチだ。雰囲気はばっちり、音楽も私が好きな曲が盛りだくさんで、思わず「ボレロ」のリクエストをしてしまった。リベル・タンゴも、彼らはラテンが得意らしく、クラッシックよりいくらか軽い曲が多かったが、食事の音楽として素晴らしかった。欧米だったら、ダンスをする場所があるだろうと想像してしまったが、日本では無理でしょうね。心地よい美味しい料理、音楽、素敵なドライブ幸せ。

60歳なんて恐くない！！

ＮＹに在住の鈴木かつ子さんの本の原稿が今日出来上がってきた。今年3月から取り掛かっていたが、途中回り道をしたが原稿を読んでぐっときた。プロローグ”100歳まで現役”彼女は今80歳、ＮＹで働くチャーミングな不動産やさんだ。あとがきは私が書くことになっているので、これからがんばって書き上げて10月末には発売予定。鈴木さんが10月末に来日するので、そのときまでにと約束している。彼女の座右の銘は「今を生きる」だから、負けちゃぁいられない。若いから良いという風潮の現在、戦後生まれのいわゆる団塊の世代が退職する今日この頃、彼女の人生は60歳から挑戦したのだから。

三日ばしか内閣、何処へ行く

ＮＥＷＳを観るたびに大臣が変わっている内閣、発足時に何となく不安がよぎったが案の定だ。三日にあげず変わるのでは、その度に天皇陛下を煩わすのでしょう？安倍さんが任命したら、皇居で認証式ですよね。一人づつでしょう？安易に任命すると恥ずかしいのでは？この内閣を呼ぶのに”三日ばしか内閣”ですよね。それに大臣になった途端、大臣宅には護衛の小屋が建つ。昔荻窪に住んでいたことがあり、当時運輸大臣荒船清十郎さんが大臣になった途端その小屋が我が家の通り道に出来た。この大臣、ご自分の出身地に新幹線を停めると命令？した途端に解任されて、その小屋は即刻取り壊された。今回もその時のことを思い出すと、3日に一度ポリスボックスの建築、取り壊しを繰り返しているのでしょうか？それは、それは可笑しかったので、昔のこととはいえ想像してしまいます。今日珍しく勝鬨橋を渡ってトリトン・スクエァに行ったが、台風の名残か、隅田川の水が濁っていた。トリトン・スクエァも何だか寂しいビルだなぁ。週末などは店は開店休業のようだ。内閣と同じ、憐れっぽい感じ。私は週末しか行かないが、普段はオフィスがあるので、いくらか賑あうのだと思うが。そう、もう一つ思い出したが今日渡った勝鬨橋、私がＯＬ時代は開閉していた。橋を渡ったところに月島倉庫があり、お使いに行った（都電で）のはいいが、あの橋が上がってしまうと、3,40分遅くなってジリジリして橋の手前で待っていた。あの橋が開閉していたなんて、想像できませんが生き証人のような私です。

部屋の模様替え

ＮＹで使っていたチェア、蓼科で使ってもらっていたが、今回懐かしく東京で使いたくなって、送ってもらった。狭い部屋で贅沢な椅子を入れるのは、今まであったソファをのけなくてはいけない。今回持ってきたチェアは足を投げ出してテレビが観られるので、部屋の雰囲気をすっかり変えた。昔から私は家具を動かすのが大好きだが、この狭い部屋だから諦めていた。たまには思い切って発想の転換をし、部屋が生き返った。

台風が来るというのに・・・・

聖路加のプールが昨日はお休みだったので、今日はなんとしても行くと予定を立てていた。朝well age woman誌の取材を受けて、久しぶりに仕事をした感じ。プロカメラマンがバシャ、バシャ撮ってくださったが、今はプロカメラマンもデジカメだから直ぐ見られて、良い様な、悪いような、昔だったら写真の出来上がりをﾄﾞｷﾄﾞｷしながら待ったのも案外楽しかったのに・・・ニュースで台風が関東地方を直撃なんて言っていたが、マスコミは大げさなんだからぁ、なんて思いながら、さすがに自転車では行けなかったので歩いて行った。まさかいつものメンバーは来ていないだろうなぁ、なんて思っていたが、何と、何と全員来ていた。みんな「こんな日はだぁれも来ないだろうなぁ」と異口同音に思ったらしい。本当にみなさんあのスポーツ・ジムが好きらしい。9時過ぎに外に出たらものすごい雨と風、タクシーで帰ってきたが、私は久しぶりに45分のアクアをがんばって気持ち良かったし、少し体が軽くなった。