喫煙シーンがある映画は「R」指定になるとか。アメリカは何だか変、悪いとなるととことん極端に嫌う。マフィアが葉巻などくわえるともう「R」指定なんだって。ばっかみたい。映画をテーマに仕事をした時、「ティファニーで朝食を」を取り上げたことがあった。驚くほどオードリー・ヘップパーンがタバコを吸うシーンと、きせるを”かっこよく”ふかす場面ばっかり。大げさに言うとほとんどの大人が吸っていた。彼女が吸わなくてもその他の俳優が吸っているので、今の時代にはそぐわないなぁと感じたことは確かだ。映画に付き物の「間」は小道具になるタバコまで、「R」指定なんて。七味を入れないうどんみたい、山椒を切らしたうなぎかなぁ。
そういえば、タバコが似合う往年の俳優ジェームス・ディーン、スティブ・マックインはぴか一でした。元丸紅のスティーブ・マックインも一度やめたタバコを再び吸っていたので「どうしたの?」と聞いたら「もういいんだ」と分けのわからない返事をしていた。これはもう肺癌になってもいいということか、それともテキサスに住んでいるからタバコが似合うと思い直したのか。
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