昨夜は力の入ったフィギア・スケートを見てからベットに入ったが、興奮していて中々寝付けなかった。先日本箱を片付けていた時、NYに住んでいた時、どうにも字、それも日本語の字に飢える時、必ず読みなおしていた本を二冊出しておいた。一冊は昭和34年出版された曽野綾子の「風と夜の結婚」ともう一冊は昭和39年ごろ初出版された船山馨の「石狩平野」「続石狩平野」だ。何度も読み直しているが、読むたびに新しい発見があり、同じところで涙がでてしまう。昨夜は「風と夜の結婚」を読み直して結局止められなくなり、明け方まで読んでしまった。朝烈しくガラスを叩く雨の音で目が覚めたが、失礼しちゃう。私が昨日猛烈に磨いたガラスなのに。今は便利なところに住んでいるので車を持たない生活をしているが、以前車の生活をしている時、洗車をすると決まって雨が降るというジンクスがあったが、まだその気配が1.5Mのベランダと屋根があるのに、きれいに磨かれたガラスに向かって容赦ない雨が当たって、相変わらずジンクスは破られない。
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