週刊新潮渡辺淳一連載のあとの祭りは大好きなエッセイ。今週は「男は鮭、女は鱒」から・・・女性は深く愛している男には強い未練を抱くが、一旦嫌いとなり、分かれると決めた男には、未練のかけらも抱かない。そうそう、そうよ。女は別れた男など二度と振り返らないが、男は過去の女を思い出して、回帰する・・・・そうだ。出たのに戻ってくる、男を魚にたとえると、鮭である。これに対して女は新しく自分にあった湖を見付けて棲んでいる、鱒みたいなもの、だそうだ。男たちも自分は鮭のままでも、女はすでに鱒に変わっていることを知るべきである。過去の、故郷の川に、戻ってくる習性を持っているのは男だけである。含蓄のある”お説”。
コメント