今藤長十郎23回忌追善公演が国立劇場で行われた。我が家はジニーとその孫璃 音が出演したので例によって家族全員集合となった。リオンは6歳になるが、こういう子を何と言うのだろうか、ちっとも上がらない、堂々たる長唄?ちゃんと扇子を持ち落ち着いてうなっていた。回りの人の方がドキドキしているのでは?最後に回り舞台が回りだすと、皇室もびっくりの”おてふり”を披露して国立劇場の客を笑いの渦に巻き込んだ。研一も満足そうに観ていたが、彼女の人を食った落ち着きはおじいちゃんの血か。その後一度劇場を抜け出して家に帰り休んでから後半の市川団十郎の舞「越後獅子」をその後松本幸四郎の「月」をみて、盛り上がる舞台は終わった。ただ、団十郎は白血病を公表されているので、何となく顔色も悪く精彩がないように感じた。幸四郎は確か私と同じ歳だが、彼は充実しているのが踊りに感じられた。今藤家とはお2人共親戚だそうだ。あと、篠笛の大家、藤舎名生の笛を始めて聴いたが、ジニーの師匠ときいていたが、清んだ音色で満足。
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