デパ地下事情

私は食料品を買う時はほとんど築地市場に行っている。今日銀座で３０分時間待ちしなくてはいけなくなり、ずい分久しぶりに松屋のデパ地下に行った。７時過ぎの為館内は混んでいたが、すっかり様変わりしているのに驚き、まごまごしてしまった。銀座が庭代わりを豪語している私はちょっとぉ、どうなっているの？と思いながら歩いていた。２９３円のバケット（フランスパン）を１本買い求めたら何と４枚も袋を使用しているではないか？まず紙の長い袋に入れる時家に帰ってから入れる袋を放り込み、紙に入れてから今度は手つきの袋に入れその上にまた松屋の袋に入れた。２９３円ですよ。これじゃぁ経費がいくら掛かっているのか？フランスの映画などでフランスパンを２０センチくらいの小さな紙を真ん中くらいに巻きつけ小脇に抱えているパリジャンやイイ紳士を見ることがあるが、日本のデパートの様に袋、袋、袋ではチョイ悪の粋さは皆無だ。それにしても７時半ごろの日比谷線にはフランスパンを抱えたチョイ悪オヤジは見当たらなかったぜ！！

昔横浜駅にそごうが開店した時、反対側の横浜高島屋とショッピング・バック合戦をしていた。高島屋の袋を持ってそごうに入るとすかさずそごうの入り口で高島屋のより大きいのでカバーするようにかぶせてしまった。反対に高島屋にそごうの袋をもっていくとやはり入り口でかぶせる役をしているおじさんがいたが、滑稽でバッカみたいと大笑いしたが、何時になったらエコが本当のエコになるのか、日本の経済はとてもじゃないが、幼稚だねぇ。