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いつもの土曜日のはずだったが、思いがけず大前が徳島で鯛を釣っているとの連絡。一家で新橋の料理屋さんで料理してもらった。鯛60匹釣り上げて鯛に手を噛まれたと言っていた大前は今日の収穫を楽しんでいた。さすがにお造り、煮付け、塩焼きどれも新鮮でおいしかった。あまりお魚が好きでない母も今日は生まれて始めてこんなに沢山お魚を食べた、と息子との夕食を楽しんだが生まれて始めての年齢は88歳。つまり88年で始めてだそうだ、恐い。
今、ここブロンクスのボタニカル・ガーデンで開催されているベネチアン・グラスのイベント、もう例えようもない美しさだった。雨模様だったがかえってしっとりして、その美しさは行って良かったと心から思ったイヴェントだった。6月25日から10月29日まで開催されているが、NY滞在の一日価値ある展示だった。もし、期日中にNYに行く予定の方はぜひ、ぜひ行ってくださいね。ご損はさせません。植物とガラスの融合!なんてものすごい企画ですね。果たして日本人は考えられるでしょうか。グランド・セントラル駅からメトロノースで4つ目の駅です。
左の牛は証券会社「メリルリンチ」のマークにもなっているウオール・ストリートのシンボル的銅像だ。今回は珍しく回りに人がいない写真が撮れたが、いつもは乗っかったりして遊ばれているのが常だ。右の写真は今回滞在していたアパートの窓から撮影したもの。お天気の良い日はハドソン川を隔てて対岸のニュージャージーのアパートがきらきらとライト・アップされて、それは美しい景色だ。ジョージ・ワシントンブリッジも望むことが出来て気に入っている。NYのホテル事情は9月10月が異常に高騰していて、普段100ドル程のホテルですら350ドルに跳ね上がる。 今回もこのアパートで落ち着いたNY生活を楽しんだ。ホテルだとどうしても朝ごはんから外で食べなくてはならないが、ここでの朝はヨーグルト、フルーツなど部屋で食べられる心地よさがある。ここからの朝日はたとえ様もなく美しい。
たった2日間しかNY滞在していなかった大前をキャッチして、HSMの講演会に潜り込んだ。3,000人も入った講演会はラジオ・シティー・ホールを満員にしていた。前の日、大前が名刺に「私の兄妹」と書いてくれたでちゃっかり入場出来た。同じ舞台の出演者はビル・クリントン、前NY市長ジュリアーニ、GMの会長ジャック・ウエルチ、コリン・パウエルの早々たるメンバーだったが、聴きに来ている人たちもマンハッタンを観光しているスーダラ感に溢れたアメリカ人ではなく、ビシット濃紺のスーツ姿が目に付いた。余りにも大きな会場なのでせっかくライブで見られるのにモニターテレビを通さなくては小さくしか見えなかった。レストランの写真は大前がNYに来たら必ず行く38丁目のレキシントンにある東京レストランだ。若い二人は今話題のレストラン「めぐ」の仕掛け人今井さんとマネージャーの横山さんだ。大前は若い彼らと楽しい掛け合い駄洒落大会をして楽しそうだった。
今回の目的NY-東京陶芸コンテストが9月11日から開催された。12日が受賞パーティーだったが、日本からの出品者は授賞式に出られないので、私たちが代理で盾を受け取った。審査員長はメトロポリタン・美術館のデイビット・マックファーレン、日本からは石川県の大樋焼の大樋年雄先生が担当してくださった。今回は第10回目を迎えたので、我々も新たな気持ちで望んだが作品はどれも素晴らしかった。和やかな中にも緊張した一日だった。
NYに着いて2日目、土曜日のブランチをセントラル・パークのボートハウスに行った。昔住んでいる時は度々出掛けたが今回久しぶりで、私のようなおのぼりさんばかり、このような所でランチをするのは観光客だろう。30分ばかり待たされたが楽しいひと時だった。その後セントラル・パークを散策したが、マンハッタン全体の16分のⅠを占めたこのパークはお城あり、動物園、レストラン、遊園地その他デート・コースには打ってつけの場所だ。まだ紅葉は始まっていなかったが、この公園の紅葉はそれは、それは美しく”オータム・インNY"を彷彿させるが、やはりリチャード・ギアがいない私にはこの上なく淋しい公園でもある。
NYー東京陶芸コンテストに参加する為にNYに行ったが、一緒に行動する彩花さんは波長が合うというか、とても気持ちよく過ごすことができた。彼女と趣味が同じ?入ってみたい店も、買いたいものも何故か一緒。まるで女学生みたいだった。帰国しても彩花さんのことが心配で何度も電話をしてみたり、彼女も電話をくれたり。先日友人が一緒に海外旅行した人と帰りには険悪になり辛かった、あんな人ではないと思ったですって。やはり旅行は特に海外旅行は非日常的なことなので余程気が置けない人か、身内でないとうまくいかないもの。今回の旅行は同行者に恵まれて、とても楽しい日々でした。左の写真は今NYっ子たちの大流行メキシコ料理の”ワカモーレ”です。アボカドとライムが重要な材料でこれをとうもろこしのおせんべいで掬って食べる。どういうわけかおいしい!!
この写真はグランドセントラルの天井を写したもの、この駅舎も見違えるほどきれいになり名物だったホームレスも見かけなくなった。その代わり地下鉄の中でのパーフォマンスが頻繁で多彩なこと。東京の地下鉄であんなパーフォマンスをすることは禁じられているのだろうが、最後に見たのは車両の中でマジック、鳩が帽子から飛び出て女性が悲鳴を上げていた。一応演技が終わると帽子が回り募金をつのるのだが、逞しいNYっ子を垣間見た。たいてい数人は1ドル入れていたのでいい商売になるのだなぁ。何でもありのNYだ。
2週間のNY滞在を終え先ほど帰国いたしました!!今回はNY-東京陶芸コンテストのためだったが、この間2回もブッシュ大統領がNY入りしていて、マンハッタン中が交通マヒ、これからはブッシュさんのスケジュールを始めから調べて行った方がよさそうだ。9月11日のメモリアルと国連の演説の為ですって。信じられないほどのマヒ状態。彼が動くとストリートをブロックするから、我々庶民はタクシーはおろかバスも微動だにしないから、仕方なく地下鉄に頼って行動したが、NYの地下鉄はずい分きれいになり日本の川崎重工や東急車輛などが製造しているらしい。こんな物騒な時代を反映して街にはNYPD(NY警察)が警備していて不謹慎だが警察官の佃煮ができるほど、というのが一番分かりやすいのでは?明日からNY情報最新版をお届けします。いま30時間ほど起きている計算だから目の奥が痛い、明日の時差調整のためいつもの時間まで起きているのがコツだが、眠たい!!
テレビが一般の家庭に入り込む前に街頭で力道山が外人レスラーを空手チョップで次々にやっつけるのを黒山の人だかりの後ろから見ていた。1953年にNHKが初の映像を送信したのが始まりとか。1959年にテレビを大々的に拡大させたのは「皇太子殿下ご成婚パレード」だった。その後1963年「ケネディー大統領の暗殺」事件1964年の「東京オリンピック」1969年「アポロ月面着陸」と続く。昭和で言ったら41年のNHKテレビ小説「おはなはん」が爆発的にヒットしたが、先日小原孝さんのミニコンサートの時この「おなはなん」のテーマを弾いて、この曲を知っている人?との質問だったので、思わず手を上げてしまって大笑いしたがあのドラマを知っているのは大体何歳か分かってしまう。そうもう40年も前ですもの。
明日から2週間ブログはお休みです。
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