大前伶子のニューヨーク

銀座 綺羅オープニング

数年前まで銀座熱海荘で京都の創作きもの「綺羅」さんが再オープンし、そのお披露目が今日あった。場所も歌舞伎座の前でロケーションも良いのでこれからが楽しみだが、私はここ何年と着物をきていないので、余りお客としては歓迎されないが、私にとってすごい出会いで、その後もう１３年くらいのお付き合いだ。私が歌舞伎座の横でお店をしていた時、何気なく飛び込みできてくださったお客さまだった。その後私が店をやめても、家族ぐるみでお付き合いをしている素晴らしい友人だ。私は着物を着ないがジニーが大好きなので、彼女が義理をはたしてくれている。今日は明日ペンシルバニアに帰るお母さんと素敵な着物姿できてくれた。

バラが咲いた、バラが咲いた真っ赤なバラぁが

今日は赤坂プリンスﾎﾃﾙでアニバーサリー協会のセミナーがあった。ブライダルヒロセの主催でそれぞれ協力の会社の紹介があった。”アサオカローズ”さんから写真のバラを頂いた。プリンセス・ミチコという皇后陛下が結婚されたとき、英国の王室から正田家へ贈られたそうだ。その品種を大事に育てて今にいたっているとのこと。バラの水揚げを教えて頂いた。私が長年お花を活けていたのが、すっかり間違っていて驚いた。水切りの温度は４０度位温めて、その中で切る。そのままお湯に漬けて２時間くらいで花瓶に入れる。花瓶は必ずきれいに洗ってから水を入れて活ける。何故お湯？人間もお風呂に入るとリラックスするでしょう？お花も温かいお湯に入れてあげると細胞が開いて水揚げが良くなると言う。納得。今日また一つ学ぶことができて感謝。

捜索完了と丸紅同窓会

先日来捜していたダイアのピアスやっとみつかった。まさか、まさかのところに紛れていて、どう考えてもそこにあるのがおかしい。でも在ってよかった。午後から４０年前に勤めていたとき課長だった平久保さんがロンドンから一時帰国されていて、丸紅の本社で同窓会があった。平久保さんはもう８６歳？になられるそうだが、まだ矍鑠としていらした。来月には本もだされるそうで、日野原先生を彷彿とさせる方だ。英国に永住を決めていらっしゃるので落ち着いてロンドン生活を楽しそうにお話いただき、感動した。出席者の方たちもお話が弾んでくると昔とちっとも変わらず楽しかった。それぞれ海外生活を体験されて、猛烈商社員を経て今にいたっているのが、好ましく同じ頃の時代を過ごした者のみの話に花が咲いた。平久保さんは今回が最後の日本だ、なんて言ってらしたが、あのお元気さだとまだまだ来年もいらっしゃれるのでは？期待しています。

大掃除

こんな時期に大掃除とは、トホホの事件。土曜日に失くしたピアスを捜す為ベットルームをくまなく掃除した。掃除機の袋も新しくして、ここに引っ越して始めてベットを動かして・・・・でも見つからなかった。出てくるまで根気よく待ってみょう。部屋の中で飛んだのは確かなのだから。そんな折鮎川いずみさんから電話があり、本当はハワイに行っていたのに急遽取りやめたらこのピアス事件になって、とこぼしたら彼女は案外ハワイに行っていたら、もっと大きな事故があったかも知れないでしょう？だからピアス位で済んだと思うといいわよ、と言われてしまった。彼女らしい意見だ、彼女は本気で方位を信じているから。私が知っているだけでも３回も引越ししている不思議な人だ。今日の電話でやっと初めのマンションに戻ったことを知ったが、方位を信じるとお金が掛かるというわけだ。ピアスは引越しに比べると安いものだ。

大変！！

先日香港で作ってもらったダイヤの”ピアス”部屋に戻って取り外していた。ところが芯の方が”カチン”と音がして飛んでしまった。私のベットルームでの出来事。それから何としても探さなくてはと１時間以上捜したのにどうしても見つからない。部屋で失くしたのは間違いないので、明日ベットを動かして掃除機の袋も新しいのに取り替えて・・と思っている。誰も入ってこない部屋でのたった一つのダイアを探すのはそう難しいことではないだろう。その上小さな部屋だし。神隠しにあったようだ。今日は白楽に１日行っていたので部屋はそのままになっている。何とかしなくちゃあ。と言うわけで昨日はブログを書く時間がなかった。

日米陶芸コンテスト決まる

昨年はこの日米陶芸コンテストが日本橋プラザで行われたが、あれからあっという間の一年だった。今年はマンハッタン、５７丁目の日本倶楽部で開催が決まった。９月１１日から１６日まで。レセプションは１２日だそうだ。さっきＮＹ側のみちさんから決定のお知らせ。この会も今年１０年周年なので盛大に行うと張り切ったみちさんの声。全国の陶芸家はふるってご参加をお願いします。プロ、アマを問わずですが、ＮＹまで送るので余り大きなものは輸送費が掛かってしまう。今年は私が関わっている日米地域間交流協会もアワードを出すことが決まった。ＮＹシティと東京都の後援もあります。

森本画伯とつき指

部屋の模様替えをした。このマンションに引っ越してからずっと掛けていた絵を森本画伯の絵が３枚になったのを機にギャラリーのように並べてみた。気持ちが切り替わって部屋の掃除も２日間かけてすっかりきれいになった。森本画伯はＮＹでお会いしてからのお付き合いだが、パリが得意な方だ。真ん中の絵は私が所望して書いていただいたＮＹのエリス島だ。ずい分前に私がＮＹで一番好きなところがエリス島だと言ったのを覚えていて下さってある日思いがけず送られたものだ。彼の絵はあたたかくほのぼのとする。陶芸もすごいので今年９月に開催される、ＮＹ－東京陶芸コンテストにも出品をお願いしている。　夕方バレエに行って張り切っていたら、右親指を突き指してしまい、靴が履けなくなってしまった。これこそ「年寄りの冷や水」というのだろう。

男は「外見力」

昨日ＮＨＫで遅い時間にこのタイトルで番組が作られていた。ケネディとニクソンを比べて見た目と演説力でケネディに軍杯が上がったが、韓国のノムヒョン大統領も整形手術後の顔が話題になった。果たして男は”顔か”私は９１１後のある日、たいへん近い距離でクリントン元大統領を見たことがあるが、もうオーラ満点、すてき、そりゃブッシュなんて何処から見ても田舎のおっさんだけど、（勿論クリントンもアーカンソーの田舎出身ではあるが）軍杯はクリントンだろう。顔じゃあないんだなぁ、相対的に美容整形までは行き過ぎだと思うが、やはり素敵なのは見ていて気持ちがいい。その時映画監督が言っていた「中身のない男の役をさせる時はゴージャスな物を着せるんだ」と言っていた。最後に「人間４０歳を過ぎれば自分の顔に責任を持たなければいけない」アブラハム・リンカーンの言葉だそうだ。

１１１４万円

１１１４万円これ何の金額だと思いますか？今年東大に入学した人の親の年収ですって。つまり高給取りの子弟でないと東大にはいるのは至難の業らしい。昨今学歴ではないと言われることも多いがこういう数字を見せられて親は良い学校イコール良い会社を連想するのだろう。アメリカでは学歴も重要なファクターではあるが、何が出来るかしっかり自分を売り込むことが重要だと、ヘッド・ハンターをしている友人が言っていた。売り込みが大げさだとすぐ首になってしまうが、彼らはほんの少しの才能も天才のようにレジュメに書くという。日本人はよく言えば控えめだが、はたして今年東大に入学した子供が卒業する時はどんな時代になっていることだろうか。

高級誌NILE

私のところにＮＩＬＥ誌が毎月届く。何故わたしに？というほど高級誌である。知人の電通マンに聞いたらこの雑誌の読者層は年収２千万円以上を対象にしているとか。それに内容もすごい！！時計特集の時は一番安いのでも５００万円以上のものが鎮座していた。よく外車特集とか宝石特集が載っているが、もうこのようなもの誰が買うのか、日本にもお金もちがいるのは分かるが、それにしても広告もすごい。”至上のエクセレントクルーズ”マンションも・・億のが満載、そうそう化粧品も何万円のもの。読み終わるとどっと疲れがでてしまった。