朝日ホールで新潮社主催の手島龍一さんのウルトラ・ダラーの後援会に行ってきた。彼はNHK時代特にイラクの戦争が始まった頃から頻繁に画面に出いていたが、いつの間にかNHKを辞めて小説を書いていたのだ。まだ読んでいないが、そうとう面白そうだ。史実とは違うと言いながらマスメデアの最前線にいた彼は面白いネタを沢山もっているだろう。いま、アメリカでは100ドル紙幣の偽ドルが横行しているとはNYの銀行に勤めている人から聞いている。下手をすると100枚のうち1,2枚は偽だということもあるそうだが、我々が街で100ドル札を使おうとすると、まるで盗品を見る目で穴の開くほど調べられるが、それでも銀行に帰ってくるときはすっかり市場を通過しているとのこと。20ドル紙幣くらいが使いやすい単位なのは、20ドル札の偽を作るより100ドルの方が効率がいいからね。それにしてもこの小説の面白さは何処でマネー・ロンダリングされているのか興味がわくところだ。
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