以前にも書いていますが、この頃言葉の過去形には「承服」できないのですよ。先日久しぶりに青山ベルコモンズで人と待ち合わせをしていました。30分ほど早く着いたので、地下のインテリアショップをプラプラ見ていたら、捜していたランプが。これから人と会うのに邪魔だなぁと思いながら、それでももう一度来るには大変だなぁ、待ち合わせの人が気取らなくていい岡野あつこさんだから勘弁してもらおうと、買うことにしました。店員さん(きれいなお譲さん)に「これお願いします、支払いはカードで」と。店員さんは「今、店に出ているのだけしかない、新しい物だったら数週間かかります」また来るのも面倒なので、ディスプレーされているのを包んでもらいました。「お支払いは一かつで”よろしかった”ですか?」私「はぁぁ?あなたと今日初めてお会いしたのに”よろしかった”というのは変じゃない?、お支払いはいっかつでよろしいですか?じゃない?」と言ったら案の定ハトが豆鉄砲を食らったという言い方がありますが、まさしく彼女は???私が言っている意味が良くわからなかったらしい。彼女たちはどういうわけかこの過去形が良い言葉として捕えているのです。昨日妹に言ったら「おねえちゃまぁ、そういうのをおばさんっていうのよ」と。「今じゃ反対語を重ねることが可なのよ」と猛烈に抗議されました。全然良いというのは普通ぜんぜんというとぜんぜん悪い思うのですが、ぜんぜん良いとなるのでこの言葉は今じゃ普通なのだそうだ。「たぶんそのおねえさん嫌なばーーさんだ」と心の中では思っているわよ」と。マックやドトール、スターバックス当たりのマニアルがこういう過去形の言葉になっていて、研修の時からオウムのように教えられているのでしょう。そういえばうちのそばのコンビニの店員も必ず「1000円お預かりでよろしかったですか」といいます。こういう言葉は直した方がきれいだとおもうのですが。何もざーーますと言えといっているわけじゃないですから。
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