嫌になると日常行う「箸の上げ下ろしまでいやになる」という言い方がありますが、特に男女の付き合いだと好きだと思っている時は気にならない「癖」が一度嫌になると・・・という。今日11時半ごろ近所の郵便局にEMS便を出に行きました。その後ハンドバックの取っ手が壊れていたので、直してもらいに修理屋さんに行きました。とても親切な男の子で(長谷川博己に似ている)30分くらいで直りますよ、と言ってくれたので、何処かでお昼でも食べながら待っていよう、と12時を過ぎると入れない天ぷらやさんへ。ここの天ぷらはカウンターで揚げたてを半紙に天ぷら鍋から直接バサット出してくれる、熱々が食べられる、けど普通の天ぷらやさんみたいに高くない。海老5本、かぼちゃ、茄子、大葉、アナゴ一匹丸ごと、シジミの味噌汁、ごはんと盛りだくさんで950円。従って10人ほどのカウンターは開店と同時に満員になってしまう店です。(従って店名は内緒)しかも路地裏。私の左5人の次1人私、私の右に3人でいっぱいになりました。親方が順番に5本の海老を揚げていました。私は何気なく左の5名を見ていました。5名中3人のお箸の持ち方の酷いこと。二人は何とかまともでしたが、人差し指を立てて中指から残り3本を握って、子供以下、年の頃45歳くらいかなぁ、あんな箸の持ち方したら私なら「100年の恋も醒めてしまう」見合い向きではありません。近辺は三井のビルが立ち並んでいるから三井系の会社か?まぁ、何処でもいいけど。そういう思いをしながら帰ってきて(嵐のような風)台風が来ているのかとテレビをつけたら、経済評論家の「荻原博子」がでていました。駅弁を食べるシーンを写していましたが、彼女の箸の持ち方も幼稚園児並でした。今じゃテレビというのは怖い存在です。偉そうに経済を語っていてもあのお箸の持ち方ではお里が知れます。私がこういうことに神経質で妹に言うと「おねぇちゃま、今に殺されるわよ」と注意されます。店をしている時カウンターの裏側から見ている癖がついてしまっています。お箸の持ち方が綺麗な人はお育ちが良いのだなぁ、と感じるのです。ちなみに、私の母は箸の持ち方が下手です。「おかぁちゃま、よくそんな持ち方でおとうちゃまに叱られなかったわね」と言ったら、何て言われたってなおらないものは直らないのよ、と開き直ってしまいました。だから子供たちにうるさかったのですね。自分の奥さんのお箸の持ち方が嫌だったから、せめて子供たちにはまともにと考えたのだと思います。今思うと私たちが子供の頃テーブル(ちゃぶ台)に大豆を撒いて、お箸で一個づつ抓ませられました。何故40代の人たちの箸の持ち方が下手だと考えたら給食で先割れスプーンの時代だったような~~~。男の子がいないので姑にならないのがラッキーです。
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