愛さえあれば（love is all you need）

南イタリアのソレントが舞台のデンマーク映画。名前に惹かれて「観たいなぁ」とおもっていたが、筋はたいしたことない、最近ＢＳ各社が競って撮影しているヨーロッパの観光地に毛が生えたようなものでしたが、テレビと違うのは大画面でソレントの景色＋陳腐な恋愛もの。レモン果樹園の経営者とその息子、余りうまくいっていない中産階級の娘の結婚式をレモン果樹園の持っているソレントの別荘で結婚式をする。今はやりの別荘結婚式のどたばたを素敵な景色と共にこれでもか、これでもかと繰り広げる映画でした。そのにスパイスとして娘のおかぁさんが癌で不安が最高潮になっている。やもめのレモン果樹園経営者は彼女の魅力に惹かれていく。とまぁこんな筋なんてないような景色だけのような映画でした。それにしてもナポリ湾の美しさは一度行ってみたいと節に思いました。アメリカではああいう景色と幼稚な恋愛は少ないように感じます。まだ、毒されていないのだなぁ。イタリアの観光地アマルフィの玄関口、カプリ島やポンペイにちかいところでの撮影、景色は抜群の映画でした。