「ラグビー青春物語」と「伝説の天覧試合」を表参道スパイラル劇場で拝見した。山田雅人さんとは八丁堀会でお会いして、その後何度か飲み会をしたり、彼のかたりの世界を覗かせていただいている。昨日は芸術祭に出られる作品ということで、力が入っていました。彼はお笑いの世界から、芸能人と言われる世界の方ですが、性格が真面目、気性のいい人です。山田さんは今横田めぐみさん物語を考案中だそうで、横田滋さんがいらしていました。山田雅人さんは人情家だからさぞ素敵な物語を語りながら絆や人のあたたかさを感じさせてくれるでしょう。終わってから骨董道りの居酒屋さんで打ち上げをしました。長島茂雄の物語ではありますが、私は何分にも野球を理解していないので、微妙な笑いにはついていけませんでした。村山実さんとの対決を時の陛下がご覧になった。その時以来長島茂雄というスーパー・スターは巨人軍の神様になっているらしい。その辺のお話の盛り上がりはさすが山田雅人さんは凄いです。「ラグビー青春物語」は聞いているうちにその様子が目に浮かび、何度も涙ぐんでしまいました。講演の参考になる語りの「間」を今日は勉強させていただきました。
横田滋さんは何度もテレビで拝見していますが、もう80歳だそうです。ご挨拶されましたが、「みなさん、忘れないでください」と。勿論私たちは忘れてはいません、何とかご存命中に親子の対面をされることを願っています。どれだけ会いたいか、ましてやお孫さんも一時期テレビにでていましたよね。めぐみさんと良く似ていらしたので、さぞ会いたいだろうと・・・先日蓮池薫さんがお書きになった「拉致と決断」を読みましたが、それはそれは考えられないような状態で生きていらしたのだなぁ、と涙なくしては読めない本でした。
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