アメリカ東海岸を襲ったハリケーン「サンディー」の爪痕は日本で震災にあった時のような戦慄を覚えるものだが、それにしてもニュージャージーからマンハッタン島へ入るトンネルが全部水浸しになったとか。今回はブルンバーグ市長命で地下鉄もバスもトンネルも通行禁止だっとはいえ、1996年制作のシルベスタ・スターローン主演の「ディライト」を思い出した。この映画はマンハッタンからニュージャージーへ通るトンネルの中の事件をそれこそ手に汗を握るアクションで、普段アクションものを観ない私も凄く興味があった。建設から約100年も経っている3本のトンネルは通過するたびにこの映画を思い出して、早く通り抜けないかなぁ、と不安にかられる。今回のハリケーンの被害で水浸しになったとか、シルベスター・スターロンよろしく息苦しくなるほどのアクションで閉じ込められた人を救出するのだが、マッチョなスターロンは私の好みではないですが、水圧を利用して一気にハドソン川へ躍り出るというストーリーでした。あの時はまだハドソン川の後ろにワールド・トレィディングセンターが見えていて、あれから10年、またNYは未曽有の災害に遭いました。このトンネルが回復するのに4~5日かかるとNEWSで言っていましたが、すごく大変な作業でしょう。ディライトのスターロンみたいなマッチョな助け舟が出てくることを願いつつ。
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