ダウン・ジャケットの人民服化

一気に寒くなりダウン・ジャケットが必需品になってきました。まだ、しっかりしたダウンじゃなくてもいいかなぁ、と薄手ユニクロの５９９０円の今年色というのを着ていました。何と、何と同じものに出会うことの多いこと。まるで人民服のようです。買うときは今風だなぁと気に入っていましたが、余りにこの手のを着ている人が多いのでお風呂屋さんに行くときぐらいしか着られなくなってしまいました。

　昨日のBBTで大前が言っていましたが、かってアメリカやイギリスに留学している学生の一番多いのは日本人でした。今では様変わりしてインドがトップ、以下韓国、中国と続くそうです。NYの友人も言っていました、NY大学やコロンビア大学も東洋人は韓国人と中国人がすごいよ、と。最近日本人がNYまで勉強に来る人達はすっかり少なくなってしまったと嘆いていました。今では会社に入っても地方や海外に転勤というと辞めてしまう人が多いそうですが、昔は会社命令だとアジスアベバでもソ連でも命令に背く人はいなかったのに・・・冒険心とか会社への忠誠心はすっかりそがれてしまったのでしょうか。会社から海外に行かなくても、海外旅行が手軽になったので自分で好きな時行けばいいかと勘繰ってしまいます。駐在員の奥さんも子供の学校がお休みになった途端日本に里帰りしてしまうやに。私たちが駐在員の時は主人の親が死んだとき以外は帰国が認められませんでした。５年間一度も里帰りしないのが当たり前でしたが・・・・その後２年延長になったときに初めて里帰り帰国が許されていました。もっともチケットの値段も凄く高い時代でした。