暦の上では秋ですが、まだまだ体感できないこの暑さ、でも銀座の高級ブティクはすっかり秋になっています。昨日は実家で毎月取っている「ミセス」のページをめくっていたのですが、コートにセーター、ブーツ、マフラーが列挙されていましたが暑苦しくって。ファッションの世界は2か月早いですから、雑誌が冬物なのは当たり前。いくらセール好きな私でももう夏服は見る気がしません。そろそろ真夏に着るものは仕舞いたいなぁ。今月私の恒例秋分の日は上海と常陽(湖北省)に行くので早めに衣替えをしなくては。写真は松屋に入っているルイ・ヴィトンのウインドウ・ディスプレーです。今年は草間弥生さんの水玉が流行りだとか。水玉は永遠の柄ですが、彼女の手になるとすごく特別なものになります。彼女はNYで活躍した水玉の絵描きさんですが、彼女の絵が素敵だったのでちなみにお値段を聞いたことがありました。号(はがき大)400万円だとのこと。破格のお値段でした。勿論今はもっと上がっているでしょう。長野県松本市の出身だそうで、松本の美術館でしっかり観たことがあります。良いっていえばいいですが、ただの水玉と言ってしまえばそれまでです。今年はルイ・ヴィトンが彼女をフォーカスしているので、あの時のお値段では買えないでしょうね。もっとも買うつもりもありませんでしたが。草間弥生さんってすごく変わった格好をしていて、世捨て人みたいな人に見えましたが、ルイ・ヴィトンが彼女のデザインを使ったって意外です。こうして話題になるのが、ファッション界では重要なのでしょう。
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