週刊新潮の私が好きなエッセイ、最後のページに元外務省でロシア担当だった佐藤優が毎週書いているのがすごく面白い。ここまで私と同じ考えの人、はっきり言う人好きです。今週のエッセイはキラキラネームについてです。定義はないようだがキラキラネームとは奇抜な名前を指すそうです。珍名とほぼ同義語だが、「目立ちたい」という意識が突出している。佐藤優さん曰く「親がキラキラネームを子供に付けるというのは親の自己顕示欲の負担を子供が背負う」親は子供ではなく、一生その名前で呼ばれるので、余り奇抜な名前を付けられると、例えば98歳になってキラキラネームだと恥ずかしいのでは?と感じてしまう。今回のオリンピックでもアスリートの女性はまるで芸名のような人もいて、若い親なのだなぁと実感した次第。そうそう昔自分の子供に悪魔とつけたバカ親がいて、インタビューに答えて「自分の子供に何とつけようと勝手だろう」と答えていた父親がいましたが、役所ともめたようでした。目立つ名前を付けるバカ親は、どうせなら佐藤優さん曰く、ロシア風にマルクス、エンゲルス、レーニン、スターリン、など如何?それもロシアでは廃れて今では伝統的な名前になってイワンとかアレクサンドル、ナターシャに戻りつつあるそうです。キラキラネームは違和感ありありです、まるで金髪、青い目の子の名前みたいのがいますから。へちゃ、平坦顔したキラキラネームは笑えます。
それと、最近写真を撮るとき決まって人差し指と中指を立てて、いわゆるピースをする人が多いけど、殺人のニュースや交通事故のニュースで亡くなった写真は決まってこのピースポーズです。これも何だかバカっぽい。世の中全体がチーーープになっているようです。名前しかり、ポーズしかりです。
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