久しぶりにメトロポリタン美術館へ。19世紀の絵画のコーナー2か所を2時間かけて観てきました。写真を撮ってはいけないのでは?と思って監視員さんにお伺いしたら「フラッシュはダメですが普通に撮るのはOKです」と言ってくれて・・・本当の教養のある人は頭と胸に良い絵を持ち帰るのでしょうが、ミィハァな私は「いったい幾つ位の人がモデルなのかなぁ?結構お腹がぽっこりの人がモデルになったのだなぁ」と自分のお腹をさすりながら拝見していました。セザンヌ、ゴッホ、マチス、ルノアール等々、本物を目の前にすると感動します。観覧料も御心のままにですが、一応17ドルは払ってくださいというスタンス。幾ら払ってもこんなに素敵な宝物を心のままに拝見できるのですから、感謝です。裕子さんの話ですと以前日本人が25セントで入ろうとしていて、とても恥ずかしくなったそうです。広いからか、どんなに有名な絵の前でも人はいなくてゆったりと観られて、日本の美術館とは段違いの感ありの文化に浸れます。
森本画伯の展覧会をお手伝いしていた女性と話していたら「私これから教会へ行きます」と言われたので「何処の教会ですか?」とお尋ねしました。112丁目のアムステルダムアベニューのあの有名な教会「セント・ジョン・ザ・ディバンイン大聖堂」だとのこと。「あなたはカトリックですか?」と聞いたら「いえ、新教ですよ」「あの教会はカトリックだと思っていたのですが」と質問したらこの聖堂は信条や国籍、社会的地位を問わず、すべての人々の聖堂になるべきだという信念を持って100年以上建設しながらまだ完成していない、スペインのサクラダファミリアのような永遠に建設を続ける会堂とのこと。ある日は新教の教会ある日はカトリック、聖公会と。神様は場所を選びません。この場所はよくコンサートをしているし、コロンビア大学の近くなので、素敵な男の子が闊歩しています。写真はロックフェラーセンターです。住んでいたころはこの隣に紀伊国屋本やさんがあったので、よく行きました。
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