1か月ほど前に学校時代は余り付き合いがなかった同級生から電話がありました。「あなたぁ、この間のクラス会で築地が近いと言ってたのを思い出したのよ、一度連れて行ってよ」と。「いいわよ、ベトナムから帰ってきたら連れて行くわ」その時少し早いけど約束の場所と時間を決めました。その後電話がないから約束通りだと私も準備をして出かけました。築地は朝の内でないと場内は閉まってしまうから朝10時、寒いから外で待ち合わせするにはリスクがあり過ぎるので「10時に築地のがんセンターのロビーでね」と言ってあった。今日がその約束の日でした。私は自転車でがんセンターに向かいました。10時10分前にがんセンターに着いたので、「少し早いなぁ」ときょろきょろ彼女を捜しながら椅子に座っていました。するとすぐ携帯電話が鳴り「あなたぁ、何処にいるの?私コーヒーショップの前にいるのだけど」私「えぇ?このロビーにコーヒーショップはないけど・・・」と電話片手に探しました。何しろ学校時代そう仲良くしていた人ではないけど顔を忘れるほどボケちゃいないと。どうしても見つからないので今の居場所を言ってもらったら何と”聖路加病院のロビー”にいることが分かりました。ボケちゃいなけど、即築地===聖路加と頭には描いてしまうのでしょう。私はがんセンター==築地市場という絵が頭に浮かぶるのですが、彼女は鎌倉から出てきています。「私はがんセンターって言ったわよ」彼女「え、え、ぇ?てっきりあの電話の時聖路加と頭にインプットされたわよ」てなわけで、私たちの年齢!!にありがちな、これは年?ただの慌て者?「待っているからがんセンターに来てよ」との会話の後会えたのですが・・・それでも中学1年から高校3年生まで同じ学び舎で学んだのであっという間に楽しい昔話や友達の消息を楽しみました。彼女もこの頃教会に行き始めたとのこと。私達骨の髄までキリスト教を教えられたものねぇ。最後は元に戻るのでしょうか。それにしても携帯電話がない時代だったら結局会えなくて「彼女あんなに築地って言ってたけどすっぽかした」と思って帰ったでしょうね。有難い時代になりました。それだけに待ち合わせに携帯電話を忘れたら悲惨です。買い物の後ゆっくりボンマルシェでランチをして・・・・学友の楽しさは学生の時余り親しくなくても私がやらかした失敗は良く覚えていて驚きました。捜真時代は校則破りの「おおまえれいこ」でしたから。逸話は山ほどあります。
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