ここのスケジュールは朝決まります。波が静かだから、ペリカン島へ行こう、とか雲行きが怪しいからショッピングにしよう、と。この日は朝からお天気もいいので、ボートで40分くらいの無人島私たちがペリカン島と呼んでいるところへピクニックに行くことになった。お昼のお弁当おにぎり、梅干しと削り節のもの2種類といなりずしを携えて。母が「ボートが恐いから私は行かない」と言ったので、私達全員行くので、行かなかったらこの家に一人でお留守番する?とおどしたら、「やっぱり行く」そうきちゃん静かに運転してね、とリクエストをしていたら、ボートの性質上そう静かに運行するわけにはいかない。ボートの波を受けて研一センセイはジェット・スキーでついてきました。彼はこういうのが大好き。1歳2か月の子供から94歳までの年齢差、ペリカン島に着いたら船着き場があるわけじゃないから船から海に降りて島に上陸します。研一は半身海に浸かって母を背負って砂浜に。私と妹はその姿に涙が出ました。94歳でも息子に誘われたらついて行く、それを心から喜んで出来ることをしてあげる。いつも思います、ここまで親孝行の子供が何処にいるでしょうか?気持ちはあるけど出来ない、気恥ずかしいと思う世のお父さん、ケンイチは若いときやんちゃをして母を泣かせたから、今、心から母を大事にしています。毎日夕食は隣に座らせて、昨日は蟹の身をほぐしてあげていました。昨日はすき焼きをしました。先日見つけた韓国系の小さなマーケットにすき焼きスライスの肉を買ってみました。これが案外美味しくて、白滝(これは築地で見つけた乾燥白滝を水に戻して使う)車ふ、長ネギ、白菜です。こうして工夫して作る日本食、外食より数段おいしいです。昨日は築地から買ってきた数の子と子持ち昆布の塩出しをして、削り節の出汁につけてお正月の準備を始めました。
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