母方のいとこは軽井沢族65年のベテランさんです。叔母が亡くなってめったに会わないですが、ちょうど軽井沢に滞在中だとのこと。我が家で夕食を誘いました。彼女は毎年夏中過ごすので軽井沢のことは彼女に聞いたら何でも知っています。私と一つしか年が違わないのですが、昔はよく遊んだのに大人になっては冠婚葬祭でしか会わなくなっています。しかも彼女の誕生日が今日だとのこと。お祝いを兼ねて楽しいひと時でした。軽井沢はとにかく野菜が美味しい。ホワイト・アスパラガスの美味しさは格別でした。築地からウナギを買ってきていたので、うな丼をメインにコールス・ロー、南瓜、長芋、枝豆、等々、どこかレストランと考えていましたが、家でゆっくり昔話などしながら食事を楽しみました。バースディーケーキ持参で。誰も祝ってくれないので、自分で買ってきたわよ、ケラケラ笑いながらもう誕生日もないけどね、と。そのお宅はそれこそ、軽井沢に別荘なんて誰も手が届かない時代に毎年夏中軽井沢にいる珍しい家族でした。私も子供心に別世界の人たちだと感じていました。勿論新幹線なんてない時代から、上野から何時間も掛けて避暑だって、よく理解できませんでした。今では猫も杓子も軽井沢という時代になりましたが、街をあるいているとその時代から軽井沢族と言われている人たちに遭遇します。そこはかとなくお品が良く、犬も軽井沢にふさわしい犬品が感じられます。どちらかというと足の短い犬が好かれているようです。手入も行き届いていますが、それ以外することがないとも考えられます。
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