たった4日間でしたが、有意義な滞在でした。帰国後パソコンの前に座ることが出来ないほど用事が溜まっていて、やっと上海のブログを書くことが可能になりました。今回で3回目の上海滞在になります。王さんの招きでもの凄い濃厚な日々でした。まず、浦東空港に着いたら王さんが葉さんと迎えにきてくださり、何と花束を抱えて、誰に??何と私に贈呈してくださいました。前回中島薫さんと上海に行った時も中島さんがホテルの部屋に花束を持ってきて下さって感動しましたが、私の人生で花束は上海で・・・という図式がある有難い思い出です。日本の男が花束を抱えて空港で待っているなんて想像ができませんが、中国の男性は様になっていました。葉さんは紳士服のオーダーメイドの会社で成功されて、お若いのに溌剌とされていました。お手の物の背広もビシット決まっていて素敵でした。勿論ハンドメイド、丁寧な作りで、間違っても青山、アオキの背広とは一線を画していました。
今回は王さんの仕事を手伝うのが目的でしたが、せっかくだからと上海の夜景を観に彼女の会社の杜さんが案内をしてくださって、川の涼しさを満喫しました。上の写真は25年ほど前から存じ上げていたファッションデザイナーの庄司ただしさんをお訪ねした写真です。彼とは昔ロスでお会いしてまだ彼の会社も出来たばかり、5人くらいで女性のドレスを作っていたのです。ところが・・・25年彼の会社は大きくなり、上海に制作会社を移し、住まいはロス、活躍はNY,と物凄く成功した日本人です。TADASHIブランドで日本では伊勢丹、銀座三越、青山に彼のサロンもあり、彼のデザインは立体裁断なので、着やすくて、お値段もものすごくリーズナブル、アメリカではほとんどのデパートに彼のドレスのコーナーがあります。サックス、メーシーズ、ブルーミングデール、ニーマン・マーカス、等々、NYコレクションにも出品していて、彼の名声は上がるばかり、私も彼のデザインのものを数点持っていますが、着やすくて、大事にしています。ただしさんの会社訪問も今回の大事な仕事でした。
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