昨年の秋等々力の中島薫邸で實川風さんの演奏を聴くことができ、その折凄い実力の持ち主だなぁと感動した。その折同じ芸大の1年生だった妹、飛鳥さんもいらしたが、彼女のピアノは今日初めて聴かせていただきました。お二人とも天才とはこういうことを言うのだなぁ、と満足した一日でした。兄妹で同じ芸大、それもピアノを競うってどんな家族なのだろう。ご両親がいらしていたので、お伺いしてしまいました。1階と2階にピアノが置いてあるそうですが、二人が同じ時間に練習するときは大変でしょうね。中島邸で演奏した方の多くは世界に羽ばたいて行った人が多いそうで、彼ら二人も後を継いでほしい。来年2月13日中島薫ヘッケル主催で彼らの演奏会を紀尾井ホールで行われるのですが、私に中島さんが会場を取ってと指名してくださったので、私も力が入ります。ショパン、チャイコフスキー、ショパンのアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op。22が秀逸でした。お二人で弾く姿は感動でした。普段の兄妹仲は仲がいいのでしょうね。若く才能のあるピアニスト・實川風、飛鳥さんが将来世界に羽ばたくのを期待しています。震災後何か役に立ちたいと今日の演奏会費は寄付されるそうです。会場がかなり遠かったのですが、帰りはさわやかな気持ちで帰りました。来年のことを言うと鬼が笑うといいますが、それでも紀尾井ホールを抑えたのが昨年末でしたが、もうかれこれ5か月が過ぎました。月日の経つのは本当に早い、まさかその折はこんな天災がやってくるなんて想像だにしていませんでしたが、この災難も神様が与えた試練なのでしょう。素晴らしい日本人の行動は世界で評価されていますが、長い年月が掛かりますが、復興、とエネルギーを持った若者の行動が感動をよんでいます。
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