昨日やっと6日ぶりに食事が出てきました。最初は重湯らしかったですが、それは見ていなかったので、今日は二日目、それでもタイの煮つけと南瓜のペースト、彼女に言わせると薄味、すごい薄いよぉ。家に帰ったらどうしよう、5回から6回に分けてたべるらしい。この際徹底的にダイエットをしたらいいのに。娑婆に戻ったら何を食べようか、と思い煩っているくらいだからとてもじゃないけど目方はへらないでしょうね。今日彼女の病室でみんなそれぞれ間もなく退院という人ばかり4人、長い人は1か月以上いる人はこの病室の卒業していった人のことを面白可笑しく話してくれました。モンスター・ペイシェントと言われる類の人らしい。先生が何を言っても反論、言うこと聞かない、勝手に退院してしまったそうですが、その女性(50歳くらいらしい)胃を手術しているのに、1階の売店で買い食いして、夜中にげいげいもどして、まったくしょうがない患者だったって。みんな暇だから同室の人たちの動向をしっかり見たり聞いたりして耳ダンボになっていて、何でもよく見ているよ、大事な話は出来ないからね、と娘が申しておりました。今回がんセンターにお世話になりましたが、恐ろしい名前の病院ではありますが、こうして10日あまり通うと愛着がわいてきます。先生も40歳代のばりばり元気な先生で、看護師さんも文句なく素晴らしい、がんセンターに勤務していることを誇りに感じて働いているのが、心打たれます。ホテルや劇場ではないので、皆さんもどうぞいらしてくださいとは言い難いところですが、日本一の先生と看護師さん、設備、全て完璧だと感じております。
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