「東京レストラン」のオーナー古平哲雄さんが、アメリカでの脊髄の手術に数回失敗して、ついに日本に帰ってきました。神戸の赤十字病院に入院してるので、なにはともあれ研一の新書を持って見舞いに行ってきました。アメリカでの医療技術は最高だと思われがちですが、彼らは動物的に人間を捉えているため、術後のケァーなどは何と言っても日本とは違います。術後2日で退院させられるのは当たり前、古平さんの手術で脊骨に入れた7センチほどのボルトが体の中で動き、死ぬほど痛かったらしい。その取り出したボルト7本余り、ビニールの袋に入って彼の机に置いてありました。あんなものが体に入っているだけでも痛そうなのに、それが不安定に動いてしまって、その痛さに、強い薬を飲む、その後遺症でロレツが回らなくなり、危ない状態だったそうです。今日赤十字病院の院長先生とも会いましたが、彼とはNYの「東京レストラン」で数回お会いしていましたが、「彼をアメリカに返すとまた強い薬を飲むだろうから、もう日本にいるように」と厳命されていました。まだ1月中入院だそうです。手術跡を見せてもらいましたが、背中に15センチほどの切ったあと、その数センチ外に2本、凄い手術だったそうです。それでも顔色もよくなり、リハビリも始めたそうで、会いに行ってよかった。会ったとたん私は泣いてしまいました。
神戸・・・ここはほとんど知らない土地。新神戸、神戸、三ノ宮、元町、中華街などどのくらい離れているのか、どこに行ったら美味しいものが食べられるんのか。アトランタに住んでいた神戸の友達と会い、よもやま話。病院の後どこで待ち合わせたらいいか、さっぱりわからない。今は携帯電話を持っているから何とかなりますが、それでも不案内のところは大変です。
私は娘の会社から出るチケットで伊丹ー羽田間が往復72ドル。たった45分のフライトで到着しますが、言葉も雰囲気も此処まで違うのですね。東京に帰り着くとほっとします。
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