大前伶子のニューヨーク

今どきのＯＬさんって・・・

 聖路加のジムに行っていたときは感じなかったが、今、銀座１丁目のＶＩＲＡＸという所に変えた。何が違うかって、ここはプールがないが岩盤浴があり、私はたいてい４５分ここで汗をながしてリラックスしている。今日は金曜日、珍しく６時ごろ行ったらガンガンにシェイプしているおねえさん達、私のようなおばさんは今の女の子の下着に驚く。パンツなんて”ひも”です。あれじゃ冷えるでしょうに。スパッと脱いで堂々とシャワーやお風呂に入って来る。ＯＬが大勢をしめています。私達おばさんは控えめに・・・彼女たちは仕事が終わったら、バシバシ体を鍛えて、多分仕事もできるのでしょう！！帰りに我が家に向かうと、居酒屋が多数ありますが、最近スタンド・バー形式が多く、入ったことはないですがおじさんがたむろして飲んでいる。方やジムで鍛えている女性、男性は上司の悪口を言いながら（かどうかは分からないが）立ちで飲んでいるおじさんたち。差がつきますよね。今ＯＬをしていたら本当に大変だったでしょうね。私の時代はのんきなものでした。

蓮舫さんの仕分方

また、また始まりました。仕分けって昨年の大賞を取ったほど話題になった。あまり効果はなかったようだが、これが始まると俄然ニュースになりますねぇ。蓮舫さんの歯切れが良いからでしょうか。彼女のサイト情報によると村田蓮舫というらしい。双子の子供さんもいるらしい。娘のお婿さんが自分の嫁が同じような口の聴き方をするので、蓮舫さんってどんな人なんだろう・・・とパソコンで調べていたよ、と言って笑っていました。娘が生意気な口をきくのでしょう。蓮舫さんのご主人を可哀そうに思ったのかも、って。わが身を振り返ったのかしら、なんんて今日夜ご飯を食べながら話題になりました。

サンシティ銀座ＥＡＳＴ

ホテルのようなレストランがある「新しい高齢者マンション」にお伺いした。此処は多分日本で一番高級なホームでは？充実した食事やアメニティが楽しめて、生涯にわたって安心な介護を受けられる、今までにない施設だ。しかも私が大好きな銀座に隣接している、築地も近い、シティー型ホームです。今日は取締役にお誘いを受けて日本料理をご馳走になった。この料理が銀座や築地の料亭より丁寧な初冬献立で驚きました。施設に住んでいる方は友達をお招きしてこの料亭料理をふるまうのだそうです。もっとも入居時に６千万円から１億２千万ほど掛かります。毎月３０万円・・・一般向きではありませんが、入居している方のお品のよいこと。思わず「ごきげんよう」なんて挨拶してしまいそうです。何でもお金で解決は善しとしませんが、それにしてもお金は必要だし、お金持ちはある意味安心な老後が送れるのです。ここに入居したからと言って全員幸せとは限りませんが。

ショップチャンネル祭

半年ほど前にご紹介いただいた三井コスメティクさんからお知らせをいただき、渋谷東急へ行ってきました。三井コスメの下地クリーム、ファンデーション、洗顔など大好きな化粧品になり毎日使用している。きれいになるかどうかは人が判断するが、使用感は抜群。こうして知っている化粧品などはいいですが、勝気な女性社長が「私も使っています」と声を張り上げるコマーシャルがたびたび放送されるが・・・あのコマーシャルは勘弁してほしい。そう、あなたが使っているのなら使わないわ、と反感を持ってしまうのですが・・・今日の会場にその化粧品も出ていました。その他食料品や衣服、ハンドバック、等々・・・テレビで見ればいくらかよく見えますが、ああして品物が陳列されると引いてしまうセンスでした。よく妹が「ああいうテレビショッピングで宣伝する食料品、デパートも含めて美味しかったことない」と言っておりました。店がない地方はショップチャンネルも必要でしょうが、都会に住んでいるとどうも馴染めません。

いつもの土曜日

この２週間忙しかったので、久しぶりに白楽へ。来月誕生日を迎える母、毎年、来年の誕生日までこうして毎週母のところへ行っているのだろうか・・・考えると淋しくなるので考えずに行動している。一緒に暮らしてくれている妹に感謝しつつ、今年の母への誕生日プレゼント何にする？なんていうことが話題になるのは有難いことなのです。私と妹は母が昼寝する時間たいてい近所の「徳の湯」へいきます。母が寝る前に５００円玉二つ、ドレッサーの上に置いてくれる。いくつになっても母は私たちを保護している感覚らしい。私たち二人は「母がこの習慣を忘れたらいよいよボケが始まる」と危惧していて、ある意味５００円が欲しいのではなく母の頭が確かか、バロメーターだと思っている。ところが・・・昨日忘れて昼寝に行ってしまって、私たちは慌てました。妹が寝てもいいから起こしておねだりしようよ、と言ったので、もういいじゃないと私が言ったら妹は母のボケが始まったという感覚を知りたくない、また自覚したくない。二人でベットサイドで「おかぁちゃま、忘れ物よ」と手を出しました。「なによ、どうしたの？」と。「あ、そうだ５００円忘れてた」と言って起きてきた。こんなことで起こすことないと思うのですが毎日一緒に暮らしている妹にとっては母のボケが一番怖いのです。私がどんなに早く白楽へ行っても、お化粧をしていない母をみることはありません。このおしゃれが出来ているうちは大丈夫でしょう。ピアスもしてるし、パックも毎週欠かさないらしいから。

旧友「ともしび会」

 私が中学、高校の頃、出身の捜真女学校は週休２日、つまり土日がお休みでした。今では当たり前になった週５日制ですが、当時は珍しかった。ただ、そう甘くなく、日曜日は近所の教会に行くことが義務付けられていた。私は学校の付属教会に行っていたが、其の頃男性はたいてい関東学院の方たちでした。教会の中で「ともしび会」という名前で本栖湖のキャンプに行ったり、歌の会がもたれたり、コワイヤで讃美歌の奉仕をしたりした仲間が何十年後、こうして集まった。勿論亡くなった方多数、年を取ってわからない人も数人いましたが、みんなあの頃を懐かしんでいました。私は佐藤先生の講演会があったので、遅れて伺ったので聞いていなかったが、本栖湖での話で私の話が出て大笑いしたとのこと。一つ話ですが当時医学部の横山さんが病人担当でした。私が捻挫をして痛がっていたのをその時医者の卵だった彼が私の足に歯磨き粉を塗り包帯を巻いた。ライオン歯磨きだったので「ネオライオン」事件として語りつがれています。次の日は治ったのでした。その当時医学生だった横山さんは立派に医者になり、その後ご自宅で開業され今に至っています。

真我を開発し 使命を発見する

 佐藤康行氏の主峰しておられる「心の学校」人間サイエンスの会が衆議院第一議員会館大会議室で行われた。佐藤先生は若輩私の出版記念などにお越しくださったり、食事会に気軽に参加して頂いているので、まさかこんなに素晴らしい講義をされるのは初めておうかがいし、感動してしまいました。ご自身は脳出血で半身麻痺されていますが、そんなこと感じない力強いお話でした。「真我」で世界は変わるという内容でしたが、たいていの方は佐藤先生に救われた方が話されて、最初宗教がかっているのかとおもいましたが、先生は神は仏でもキリストでも何でもよいという意識からあの世と、この世の接点のお話でした。人と論破しよう、勝とうとするから間違い、相手は反発ばかりするから、人に嫌われる。自分が変わったら人も変わる。これは原因と結果です。ときっぱりおっしゃった。今鬱病の人は一千万人いるそうです。佐藤先生のところで心を開いてすっかり鬱が治ったという人があんなにたくさんいらっしゃるのを驚きをもって聞いていました。

衆議院議員会館なんて初めて入りました。ＩＤが必用で、入管は物々しかったですが、新しい会館で数か月前に出来上がった真新しい会館でした。中で写真が撮れないので、入館証明を写してきました。

今回も中島邸でお料理教室

 中島薫邸で贅沢な料理教室が開かれました。５、６品あっという間に出来上がり、わざわざ神戸から中華料理のシェフが次々に作りあげてくださいました。みんなで味見をしながら、果たして自分で作ることを頭に描きました。大好きな料理ですが、やはりプロはプロの作り方があるのだなぁと感心して拝見していました。

等々力の中島邸から渋谷の六交会へ。ここは異業種交流会で、来月スピーカーとして頼まれているので打ち合わせを兼ねて出席しました。ブラジルの民話を日系ブラジル人が丁寧に語って下さって心和みました。７時からの開催、飲み会が９時半過ぎに始まるので、あっという間に１１時半になります。渋谷から銀座線の最終になってしまい、日比谷線に乗り継ぎできませんでした。京橋まで乗ってその後歩いて帰りました。いい年してシンデレラ、かぼちゃになってしまう。

Bai du 百度駐日主席代表

 中国最大の検索エンジン百度（Bai du)の陳海騰駐日主席代表の出版記念にお祝いに伺った。一年ほど前に私の出版記念にもいらしてくださって、とても和やかな方です。奥様を初めて紹介されましたが、日本語も完璧だし、控えめで素晴らしい方でした。陳さんは厦門出身で、琉球大学から神戸大学へ行きその後日本の会社に入り、日本の会社の良いとこも悪いところもご存知。中国との商売の仕方など、学ところがたくさんある方です。先日テレビの「カンブリア宮殿」に出演されたとき、何て素敵な方なのかしらと思いました。今不穏な日中関係ですが、陳さんにお目にかかると国対国じゃなくやはり「人」対「人」です。

銀座の床屋「米倉」のお話

週刊新潮に福田和也が「世間の値打ち」というコラムを書いておられる。「米倉」は当代で４代目の床屋さん、床屋さんの一流中の一流らしい。今銀座数寄屋橋、ホテル・オークラ、大阪、京都、神戸、広島、アムステルダムに支店があるそうだ。店でかかっているのはクラッシック、「小沢征爾の頭が気になって仕方がない、あの頭は日本の床屋の恥でございます、只でもいいから、ちゃんとした髪に整えさせていただきたい」と嘆いているそうだ。お値段は１万５千円くらい、市中の理髪店の平均が３千円くらいだから法外といえば法外。散髪のためだけに東京に行くような心がけがなければ、とても大をなさない。「凄いですね、その自信。「で、その松下幸之助は自社の製品が他より高いとき、顧客に理由を訊かれて、「私どもは魂を添えるのです」と説明したそうだ。まさに松下様がおっしゃる通りです。米倉の料金は魂を加えた料金なのでございます。よく母が値段はただ取らない、それだけの理由があるのよ、と申します。昨今２着で２万円なんて青木だか青山の背広でしょうか？新幹線の最終便で乗り合わせた男性（出張帰りらしき）の顔だけじゃない背広のくたびれ方を眺めていると、何だか悲しくなります。「容姿を整える」ことを目的とする床屋さんは１０００円切るだけの駅中散髪からはこの美学はうまれないでしょうね。ハサミに魂を添える！男の美学結構女性特に私の年になると見えてきます。