先日私のパーティーにいらして下さったバイオリンニストの穴澤雄介さんのミニコンサートが築地の太老樹というお寿司屋さんで行われた。何だかミスマッチの取り合わせではあるが、今の八丁堀に住む前に築地に住んでいたすぐ前のお寿司屋さんです。地下にミニ・シアターがあるのも知らなかったが、今日、穴澤さんのコンサートを最後にリニューアルされるとのこと。先日私のパーティーの時はホステス側ですから、落ち着いて聴けなかったので、今日は娘としっかり聴かせていただきました。世界一周という題で、イタリア、アイルランド、ジプシーやラテンの曲を取り混ぜて、世界の音楽を楽しませて頂きました。男女のダンサー付です。穴澤さんは紹介されるとき決まって「盲目のバイオリンニスト」というのが枕詞ではあるが、会話も面白いし、18歳くらいまで見えていたそうで、心臓がわるくなり、その後遺症で目が見えなくなったとのこと。ハンサムだし、バイオリンの腕は凄いし、スマートだから追っかけのおばさんたちが多くいらしていました。小原孝さん追っかけの私は「はぁぁ、どこにもこういう方がおられるのだなぁ」と妙に感心してしまいました。自分のことは棚に上がっています。お店からくじ引きがあり、3人にお食事券の抽選がありましたが、珍しく私のチケット番号が当たっていました。こんなこと珍しいのです。以前に95%の人に当たるという旅行作家協会のパーティーで残りの5%になってしまい、主催者をよく知っていたので「ひどいじゃない、何でほとんどの人に当たるのに私はハズレ」と文句を言ったら、「怖い大前さんにそんなこと・・・」と可哀そうにと思召して、商品を取りに来なかった人の欄の鉢を頂戴したことを思い出してしまいました。今日はズルしていませんよ。
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