8月23日等々力の中島薫邸宅で素晴らしいホーム・コンサートがありました。1988年生まれの精鋭永野光太郎さんは、まだ21歳ショパン・コンクールに出場して数回の予選を通過したり、、国際コンクールに優勝、入賞多数の方です。サロン・コンサートなので、目の前でその実力を如何なく発揮するのを見られて幸せ。若い、若い芸術家を中島薫さんは応援されています。永野光太郎さんはショパンがお得意だそうですが、華麗なる演奏を堪能しました。15分の休憩のち第二部はバイオリン(龍村依里)とピアノ(村田千佳)さんのブラームスバイオリンソナタ第三番ニ短調が心に残りました。ブラームスはあのクララ・シューマンを生涯好きだったのですよね。そう思ってよこしまな気持ちで聴いていましたが、つやのある楽曲だと素人ながら感じました。ブラームスはとても変わった人だったようですが、シューマンをご主人に、ブラームスを恋人にと二つの人生を生きたクララが羨ましい。コンサートが終わってからワインとカナッペのおしゃれなタイムが設けられていて、素敵な時間と空間でした。女性お二人は若いこれからの演奏家たち、中島薫さんに応援していただいたら、怖いものなしです。
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