ここ数日左の腕に痺れがきて、実際髪の毛も結えない状態が続いていた。私は乳がんで左のリンパ腺を切除しているので、もしや?!と近所の病院に行ったら、大事をとって国立がんセンターへ行って来るようにと紹介状を書いてくださった。私が癌になったのは忘れていたけど今日のカルテによると18年前だそうだ。私が入院した時はいまのような新館がなく、古い汚い、でも近い(私が住んでいたのは築地がんセンターの隣)からそびえ立つ立派な建物が築地市場隣にできている。築地市場に来るたびに、ここだけは縁がないように・・・と思っていたが、朝9時から大入り満員のロビーでした。システムがしっかりできていて、何でもバーコードをかざして、受付をするので、アナログ人間は癌にもなれない。お年寄りも仕方なく従うしかありません。待合室近辺で「あら、大前さん、どうしたの?」と声をかけてくださった看護婦さん(今じゃ看護師というらしい)私が手術をしたときお世話になった方がいらして驚いた。「大前さんのカルテを見かけて驚いたのよ」と。18年も前にお世話になった所だったのに覚えていてくださって有難かった。「もう今年で定年なのよ」と言われたが、年齢でやめなくてはならないのは残念。いくつかの検査をしたが、結果は3月始めに出るらしい。私は次にもし癌と言われても治療は拒否しようと決めている。昨年せっちゃんのご主人が癌で亡くなり、壮絶な戦いをまじかに見て、その時もし私だったらどうするか、考えてしまった。今日の所見ではしこりはないので、再発ではないと思いますが・・・検査をしましょうと天下のがんセンターで検査をしてきました。築地から八丁堀に引っ越しましたが、癌センターから一番近い患者でしょうね。ずいぶん遠いいところから来ているようです。スーツケースを持っている人を何人も見かけましたから。ここ築地がんセンターは全国から来ています。藁をもつかむ思いでいるのはここ独特の雰囲気です。
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