板門店会議場は思いのほか小ぶりでした。ここへ行くまでガイドさんが散々「指を射してはいけません、派手な恰好はダメです、サンダル、穴のあいたジーズも自由を刺激するようなことは絶対にしないように」と宣誓書までサインをさせられたので、緊張して行きました、軍観測所や帰らざる河、イムジン河など話に聞いているところを観てきました。それにしても同じ国が二つに分けられている現実を実感しました。ソウルから1時間半ほどで国境につきます。私も娘もコートは派手でしたが、寒かったので脱げませんでした。この部屋で南北会議がもたれるのだそうですが、見ているだけで何となく疲れてしまいました。韓国の男性に兵役があるのが実感でした。ソウルの街に帰ると銀座や渋谷と同じ自由なのが不思議に感じます。それにしても韓国の街はブランドのイミテーション、パチモノがあふれていて、「一番本物に近いウソものよ」と大声で呼びこみしていましたが、あんなもの買って帰りにつかまったら恥ずかしいですから。私は1万円をウオンに両替しましたが、何も買うものがなくほとんどそのまま持ってかえりました。ウオンの0000は昔のイタリアのリラを思い出しました。
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