先日話題の山崎豊子原作の映画「沈まぬ太陽」を観てきた。超大作途中で10分の休憩がある。今何かと問題になっているJALを題材に御巣鷹山の事故が何故起きたか、という問題提起されながら、従来のあってはならない政治家との癒着を考えさせられる映画に仕上がっている。山崎豊子さんが週刊新潮で連載をしていたころから毎週待ち切れず楽しみにしていた小説を一気に観られた。渡辺謙さんが主役、三浦友和さんが悪役に、俳優も考え抜かれた配役。時代背景と共に、興味があった。ちょうどJALがNYのエセックス・ハウスを買っているころ、私はNYに住んでいて、この噂はとみに有名だった。JALで来る政治家や官僚はJALの支店長さんがお迎えしているところを何度も目撃しました。私は当時東急観光のインバウンドのガイドをしていたので、偉いさんを迎えていることろでした。こうして20年ほど過ぎて、リアルに再現されると、妙に納得してしまいます。3時間半と聞くと長いなぁと思いますが、渡辺謙扮する恩地さんはテヘランやナイロビへ飛ばされる。アフリカやアラブ諸国の景色も興味があった。お勧めの作品です。
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