渋谷へ行く用事があったので、普段行きにくいBUNKAMURAで上映している「クララ・シューマン愛の協奏曲」を観てきた。ブラームスの血縁が監督をしたといういわく有る映画、ヨハネス・ブラームスとロベルト・シューマン二人に愛されたクララの波乱に満ちた物語。ロベルト・シューマンの妻にして7人の子供の母でもあり、19世紀ヨーロッパ音楽界の名花と謳われたスター・ピアニストでもあったクララは二人の作曲家の作品を演奏することによって世の中に広めていった。シューマンがだんだん薬に溺れていく姿は観ている私の方が体が痛くなってしまった。双回りも年下のブラームスに愛されたクララってよほど素敵な女性だったのですね。クララが亡くなって間もなくブラームスも亡くなったと最後のメッセージがあったが、彼女を愛する余り自殺だったのでしょうか。これからブラームスの伝記を読んでみたいと思いました。それにしても、二股掛けるにもシューマンとブラームスですよ。あの時代って今より開かれていたのですか。しかもシューマンが嫉妬しながらもブラームスが同居しているから、不思議、ふしぎの世界です。ブラームスの子守歌など、誰を寝かせていたのでしょう。
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